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テーマ:種から蒔く楽しみ(1389)
カテゴリ:種まき
2、3年前に忘れな草を種まきから育てて、全く花が咲かなかった事があります。
海外の種で、ホワイト、ピンク、ブルーのミックスでした。発芽も良く、立派な苗になったのです。それが花芽が全くつかず、秋までそのままで終わりました。 好きな花なので、がっかりです。 どうしてなんだろう?と冬の前に抜いてしまいました。 そのせいで、あれから手を出さずにいました。それが、今年の春に咲いているのを見かけたら素敵ですっかりまた欲しくなり種を買いました。今度は育つのか、何の確信もなく。 それが、この前サカタのタネの古いカタログを見ていたら、忘れな草・ブルームッツのところに、 寒さに合わなくても花芽分化するので、生育適温であれば開花します。 という記述がありました。 ということは、忘れな草は普通は低温に合わなければ花芽がつかない植物だったようです。 暖地だと秋播きが標準で、冬越しの際に低温にさらされるので、新しいカタログにはその記述もないようです。 種まきををしていると、ひと冬越さないと咲かないものがあるのがわかってきて、忘れな草もそうだったようです。多年草にそういうのが多いのですが、1年草でもあるんですね。 今回育てているのはたまたま、そのブルームッツなので、今年中に開花するみたいです。 よかった。少し高性の忘れな草です。 ここでは冬は極寒なので、冬越しできる一年草はわずか。 パンジービオラ、デージーくらいです。なので、春、夏に咲くように1~3月にかけて室内で育苗します。花が咲くシーズンも短いので、この時期にほとんどの花を育てていきます。 たぶん種は東京くらいが標準として売られているので、そこでは必要の無い説明は省かれてしまうんですね。こんな寒いところも少ないので、しかたないですね。 近頃慣れて来て、タネ袋の説明もろくに読まずに育てています。 たまに読むと勉強になるので、もう少ししっかり読んでから育てた方がいいですね。 ただ、やっぱり英語のはきついので、最近辞書を見ながら少しずつ読んだりしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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