テーマ:毎日、一歩一歩。(2526)
カテゴリ:ゆみの一歩一歩<何気ない日常の中で>
国立新美術館の会場で、ゆみの目に止まったもののご紹介をしたいと思います。 ゆみの作品は、陶器に絵付けしたものであったため、「絵画」とは認められず、 「工芸」としての出品でした。 ゆみみたいな作品は他にはなく、工芸の周りの方々は、みんな偉大なる壷や大皿。 絵付けのある作品はほとんどなく、黒やグレーの渋いものでした。 正直、ゆみにはその偉大さはよくわからない・・・ どれがすごいのか、何が価値なのか、賞を取ってるものと、とらなかったものはどう 違うのか、素人には全くわからない世界でした。 なのでどれがどうと、語る資格もない気がします。 ただただ、ゆみの作品も混ぜてくれてありがとう・・・と思うのみ。 会場に行ってくれた友達や、お知り合いの方々は、みんな 「ゆみちゃんの、引けをとってなかったよー!!」 「ゆみさんの作品、映えますねー。」 「ゆみちゃんらしからぬ渋さがあってよかったよ。」 「8枚のコントラストが斬新だったです。」 「黒と金が、すごい豪華で、白いほうはものすごく繊細で・・・」 などなど、 お褒めの言葉を口々に下さったのですが、 なんか、ほんとに、いいのかどうか、よくわからないまま・・・でした。 それも新人らしい思い出かも。 さて、会場は「写真」部門もあったのですが、こちらも語るのは難しいです。 グランプリをいただいていたのは写真の方でしたが、ゆみの苦手な爬虫類の写真で、 ちょっとゾワーッとしてくる感じで、芸術を理解するのはゆみには難しかったです。 でも絵画は・・・心にビビッと来たものがいくつかありました。 あくまで素人ゆみの勝手な感想なのですが、どなたのものかわかりませんが、 ゆみが感動したものを、ここで皆様にも紹介させてくださいませ。 はじめにこれです。 会場に、ゆみのほかに紫陽花をモチーフにした方がいらっしゃったのですが、 びっくりした作品です。 立体紫陽花です。 わかります? これすごいんです。 ほら… 全部、貝だよー!!! ね、感動でしょう。 全部小さな貝が貼り付けてあるんです。 びっくり! こういうのを芸術って言うんじゃないでしょか。 この方のアイディアと、根気に脱帽です。 素敵だと思いました。 平泉展のときもそうでしたが、ゆみは工作系に感動するみたい。 たぶん正統派の絵の基準が、よくわからないからなのでしょうが、 いつもご紹介したいと思うのは、こういう変わった作品ですね。 でもいわゆる正統派絵画にだって、感動しましたよ。 これはきっとその風景に描かれた場所に行ってみたい、と思ったから気に入ったのでしょうね。 皆様もそう思いませんか? これはどこなのでしょう。海外だと思うけど… ここに行ってみたくなりませんか? そう思わせる絵って、すごいと思います。 こちらもそうかも。 今度はこんな自然の風景。 木漏れ日に吸い込まれそうになるような感覚を覚えます。 このまま絵の中に溶け込んでしまいそうな… そんな風に誘う絵です。 こうして見てみると、ゆみは穏やかな色使いが好きなみたいですね。 入り口を入ってすぐの部屋の、役員や審査員の方々の大作は、どれもわあ!と目を見張る ものがあります。 あまりに迫力があって、描いてみたい、という発想にはならなかったです。 ゆみには別世界の絵画です。 大きさだけだって、こんな大きいものはゆみには一生描けないでしょう。 これを一年に何作も、毎年描いている方々はすごいですね。 大きいものしか出品できない規定の中で、一番小さそうなのがこちらでした。 二枚が同じ方のです。 「わあ、これいいねえ。」「ウン。これいい、いい!」 と、若者とゆみ、この絵の方に感動しました。 若者が慌てて写メしてたから、よっぽど気に入ったんでしょう。 実はこの方、水彩なんです。 水彩の方はほとんどいらっしゃらなかったんですけど、 この2枚本当に素敵でした。 トラクターのある農作業風景と、「お水取り」の絵ですが、ボーっとしてるように見えますが、 実はすごくメリハリが利いた作品なんです。 トラクターのタイヤのでこぼこまで、すごくリアルで、お水取りは燃え盛る炎が 鮮烈でした。 よく知らない若者が、「火事の絵だ」と言っていましたが、本当に火がリアルでした。 ゆみはこの作品を見て、水彩絵画を描いてみたいな、と思ったのですが、 それは若者も同じだったみたいで、「描きたくなるー!」と言っていました。 不思議に、描ける気がしてくるんですよ。 若者をちょっとけしかけてみました。 「描けるんじゃない?」 すっかり描きたい病になった若者は、会場を回った後、ゆみのおば様に、 「教室に行ってみたいです。」と言っていました。 その単純な発想が、もしかしたら、偉大な画家を生み出すかもしれません。 偉大なる画家先生であるおば様に、「これ描いたんです。」といきなり携帯画像を 見せていました。 よくある石像の素描ですが、「そうね、まずここからスタートね。」と言われて 喜んでいました。 若いっていいよね。 未来がいっぱいある。 ゆみも負けてはいられないね。 国立新美術館の公募展に入選して、100点以上の絵を見る機会に恵まれ とてもいい刺激になったと思います。 チャンスが生かせて、良かったと思います。 本当はお仕事ばかりしてないで、ゆっくり美術館を見て回る日っていうのが あればいいんだね。 あまりに日々に追われてるので、たまのこういう機会、本当に嬉しかったです。 ありがとうございました。。。 ブログランキング・にほんブログ村へ マークをクリックをお願いいたします。 カテゴリは、 の中の、 にいますー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年07月13日 23時41分45秒
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