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テーマ:ニュース(99465)
カテゴリ:政治・経済・時事・ニュース
財務省がMMT理論に対して全否定したと報道されました
MMT理論(現代貨幣理論)ですが どうも 「いくら政府の借金をしても財政破綻しない」 という部分だけが 独り歩きしてしまっていますね MMT理論の中の1つに こういう考え方があるだけなんですがね 何回も言っていますが 日本人は「お金の授業」を受けていない為 本当に金融知識が乏しいです さらに 大学の経済学部は一応文系なのでしょうが 実際は ある程度 数学を理解していなければ より深い部分まで到達出来ません さてMMT理論を簡単に解説します 今、日本では 「借金がめちゃくちゃあってヤバイってらしいよ?」 とか 「借金を孫の世代まで残してはいけないよね?」 とか 「借金を返すまでは増税でも仕方ないよね?」 などと 言われいます 池上さんも テレビ番組で言っていますしね 日本人の大多数は そう思わされています 1000兆円くらい借金していて 年々それが多くなって ワニの口みたいになっています でも 「お金を発行しているのは国ですよね?」 いざとなれば 「お金を印刷して借金を返せば良いのでは?」 とも考えられます でも借金は 悪いことだから? 云々・・・・ まず 国の借金では無く、政府の借金です 日本国は対外に多くのお金を貸していますので 外国に対しては負債はありません 政府が 国債を 発行して 日本国民が購入しています 流れとしては 政府が 国債を 発行します わかり易く100万円分 国民が 国債を 購入します 国民は 国債を 日本銀行に 100万+利息分 に売却します つまり 政府から日本銀行に 移っただけです そして半分以上の国債は日本銀行が購入しています 1000兆円の国債のうち 500兆円は日本銀行から借りており 残り500兆円は国民から借りています 日本銀行の500兆円分は返す必要があるの? ってことです 極論で言えば 日本銀行は 今は大変な時期だから 500兆円を返すのは 100年後でも1000年後でもOK って 言ってしまえば 今 無理して返す必要はあるのか? となります 政府は 国民から税金 というお金を徴収しています 税金と国債を 最大限利用して 公共事業を行ったりします 公共事業をすることで お金が市場に回りますので 結果として 税金・国債は 国民に流れていきます このお金の流れが活発化すれば 景気が良くなることになります つまり 日銀が政府に お金を貸すことで 国民にお金を配っている とも 言えます 昨年 政府が 国民全員に10万円支給しましたが これも この流れと同じで 国債を発行する→国民が購入する→日銀が購入する 結果として 日銀から政府へお金が渡り その お金が 国民に 行った 政府の借金は 増えましたが 国民の預貯金は 増えたことになります この政府の借金である 国債 誰も返して欲しいと思っていないならば 別に返さなくても良いんじゃない? って いうのが MMT理論の1つです ですので 政府は 無理に 増税して 日銀にお金を返さずに もっと もっと 国債を 発行して 国民に 分け与えて 経済を活性化させた方が 今は 良いのでは? と たどり着きます 今では 収入は税金がメインであり 税収の範囲内で黒字経営をして 借金はダメだ と言ってきましたが MMT理論では 国債(通貨発行)がメイン収入であり 借金しても問題なく 黒字経営にこだわる必要はない これが 経済界の地動説と言われる所以です 地球のまわりを 太陽がまわって いたのではなく 太陽のまわりを 地球がまわって いた MMT理論は 他にもたくさんの理論があります この 国債に関しては MMT理論の一部にしか過ぎませんが どうも ここの部分だけが 独り歩きしています お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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