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カテゴリ:税理士の仕事
今年度から希望して記帳指導を担当しています。
記帳指導とはその名の通り、事業を行っている個人事業主の人で記帳(日々の取引を帳簿をつける)ができない方等を中心に、税理士がその人達に帳簿の記帳を指導する仕事です。 この記帳指導制度は割り当てられた個人事業主の方に電話をしてアポイントを取り、税理士自身がその個人事業主の方のお宅にお邪魔して記帳の指導をすることになります。 私が担当した人達は・・・ほとんど定年退職或いは定年前に退職して個人事業を立ち上げた人が多かったのですが、最近指導に行ったところは結婚してまだそれほど経っていない若夫婦のところでした。 旦那さんが大工さんで一人親方という事で記帳指導を希望されたようですが・・・実際には隣に座っていた可愛らしい奥さんが経理を担当するという事でした。 それではいざ記帳指導ということになったのですが・・・矢継ぎ早に奥さんから色々と質問攻めに合いました。 しかもその質問の一つ一つが的を得た内容の質問でした。聞いてみると・・・“日商の2級まで勉強したことがあります。”なるほど・・・どうりで的を得た内容の質問な訳です。 “それでは何故、記帳指導を希望されたのですか?”と聞きましたらその奥さんは“しばらくやっていないし、細かいところに自信がなかったからです。”と返事が返ってきました。 その後、奥さんを相手に色々と細かなところまで、質問を受けながらも記帳指導を行ってきました。 (旦那さんは奥さんの隣で・・・ただ様子を眺めているだけでしたね。) やはり、相手が少しでも簿記を分かっていると指導するほうも、あとはポイントポイントを教えればいいので楽ですね。 その日は日曜日にわざわざ出向いていっての記帳指導でしたが・・・気持ちよく仕事を終えて帰ることができました。 羽田晋朗 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.09.17 07:48:55
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