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皆さん、今宵クリスマスイヴ。どうお過ごしでしょうか・・・・・ キリストの生誕と何にも関係がない私ですが、入間市の駅前に、とても小さく数少ないイルミネーションに輝く街並みを観ていると寒さも忘れます。 また 車を走らせていると電飾で家中を飾っている家々があちらこちらに見受けられるようになりましたね。 私はクリスチャンではありませんが、何故か我が家にも玩具の小さなクリスマスツリーが2個も飾られています。 2歳に満たない「ももちゃん」のために・・・ クリスマスキャロルの頃には 稲垣潤一 クリスマスキャロルが流れる頃には 君と僕の答えもきっと出ているだろう クリスマスキャロルが流れる頃には 誰を愛してるのか今は見えなくても 年末調整の資料集めをしていると いつの間にか離婚をされている方や、子供の扶養控除が抜けている方に遭遇します。 親の親権が代わったのでしょうか・・・・・ 住所が変わっているだけでも、いろいろな家庭事情が浮かんできます。 障害者の子供が生まれてしまった方。 また 子供が事故で障害者になった方 人生の縮図がこの扶養控除申告書に書き込まれております。 この手を少し伸ばせば届いていたのに 1mm何か足りない愛のすれ違い お互いをわかりすぎていて 心がよそ見できないのさ 私は、小4くらいまで真剣にサンタクロースの存在を信じておりました。 何故かその頃に親父が煙突のすす払いをするのです。 そう 昔は石炭ストーブだったのですよ。 しかし 今では黒いダイヤも知らない、または見たことも触ったこともない世代(息子達)が圧倒的に多いのですね。 学校のストーブで石炭に火をつけることには少し技術がいるのです。 私は、ストーブ当番が楽しみで、待ちどうしく、早く回ってこないかといつも思っていたものです。 デレッキの棒で真っ赤に燃えた石炭をかき回すときは興奮したものです。 そのストーブの上に、網かごを置き各自が持ってきた弁当箱を載せてお昼にはあったかい弁当を食べたのです。 クリスマスキャロルが聞こえる頃まで 出逢う前に戻ってもっと自由でいよう クリスマスキャロルが聞こえる頃まで 何が大切なのか一人考えたい 子供の頃読んだチャールズ・ディケンズ原作の「クリスマス・キャロル」には、スクルージという初老の高利貸しが登場しますね。 冷酷無慈悲で、エゴイストで、守銭奴で人間の心の暖かみとか愛情などとは、まったく無縁の日々を送っている人物が主人公です。 「さ、こっちは忙しいんだ、私は他人のことまで構ってられない!」・・・・ なぜか このスクルージの吐くせりふを、私も言っていたような・・・・・・・・ 誰かがそばにいるのは暖かいけれど 背中を毛布代わりに抱き合えないから 近すぎて見えない支えは離れてみればわかるらしい スクルージを訪ねる三人の精霊は、「過去のクリスマスの霊」、「現在のクリスマスの霊」、そして「未来のクリスマスの霊」ですね。 私には、過去と現在の精霊にお会いしても、決して卑しいことはありませんので ? スクルージのように怯え苦しむことはないと思いますが・・・・・ さすがに未来の精霊にお会いするのはチョット怖い気がします。 クリスマスキャロルが流れる頃には どういう君と僕に雪は降るのだろうか クリスマスキャロルが流れる頃には どういう君と僕に雪は降るのだろうか さて現代のスクルージは、日本中に格差社会を広げていませんでしょうか・・・・ 格差の影で引きこもる人々を作り上げ、さらにその人たちを社会の隅へ追い払おうとしているように思われるのです。 ディケンズは、「貧しさや無知が、人間を悲惨にさせ、苦しめるのであり、暖かい心の交流や博愛が、人間をこのような貧困や社会的悲惨から救う」とメッセージを伝えております。 最近のニュースを見ていると、自分以外の人間との関係作りがうまくいかず、そして自分をコントロールすることが出来ずに人を傷つけてしまうケースが増えてきているように思います。 毎年 子供にはサンタクロースが来るように、疲れたスクルージ爺さん(私)にも『クリスマス・キャロル』のような三人の精霊よって奇跡が起こることを期待して・・・・・ 世界中のすべての人々に、心温まるストーリーを・・・・・・ メリークリスマス・・・・・・ 安西節雄 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.12.25 08:36:27
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