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私の本業の『マネジメントコンサルティング』の話題です。
世界中の期待を背負って、オバマ大統領が就任しましたね。 この際もう、共和党だとか民主党だとか、アメリカだとか日本だとか、そういうことを抜きにして、47歳の若きエースにぜひ頑張ってもらいたいです! 「いやあ~、とにかく不景気で不景気でどうしようもありません! こんな時代に売上を上げるにはどうしたらいいのでしょう?」 税理士業に真面目に取り組んでさえいれば、きっと3日に一度は、顧問先の社長から聞かれるフレーズですよね。 答えは、たしかに、 そのクライアントの規模、業種、業態、業歴、商品・サービスの特性、・・・ などによって大きく変化はしますが、 そうは言っても今、 最大公約数的な答えとして筆頭に挙がるのは、何といっても『絞るという戦略』だと私は考えています。 そう、『売れないから広げる』のではなく、『売れないから絞る』。 じつは、これが難しいんですよね。 いや、難しいというより、コワイんですよね(苦笑) なんだか、2ストライクと追い込まれた後に球種を絞るみたいで。 でも、やるしかありません! たとえば私のクライアントの例。 『衣料品専門』 を絞って、 『Tシャツ専門』。 これをさらに絞って、 『○○でできた○○なTシャツ専門』 あるいは、 『建築業』 を絞って、 『リフォーム業』。 これをさらに絞って、 『サッシ業』。 もうひとつ絞って、 『ペアガラス専門』。 ここまで絞る必要があると思います。 2500年もの長きにわたり、戦争のバイブルとして読み継がれてきた、かの有名な『孫子』。 (ソフトバンクの“孫氏”も“孫子”の信仰者だそうですね。 いや、ダジャレではなくホントの話ですよ・・・笑) 会社を経営されている方であれば、必ず一度や二度は読んだことがあると思いますが、 最も優れた兵法は、そう。 『戦わずして勝つ』ことですよね。 戦わずして勝つには、どうしたらいいか? まして経営資源の乏しい我われ中小企業が、です! 答えは、火を見るより明らか。 ドメインを絞る以外に得策はありません。 昔から、 「何でもできます」は「何にもできません」と同義語だ、と言われます。 今からでも決して遅くはありません。 ぜひ、“ドメインを絞る”ことに“頭を絞り”ましょう! あ、そうそう。 昨日(20日)の日経新聞の一面だったかな? ある雑誌の宣伝が掲載されていました。 『雑誌』 を絞って、 『スポーツ雑誌』。 さらに絞って、 『ゴルフ雑誌』。 ここまでは、誰でも考えつきます。 でも、もうひとつ絞らないと売れないんですよね。 ちなみにその雑誌のタイトルは、 『月刊 石川 遼』(アスコム) SOSコンサルティング 代 表 奥 村 昌 平 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.01.22 08:26:51
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