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私の妻は宝くじが大好きです。
夫の稼ぎに不満なのでしょうか…??? そんな妻を鼻で笑う私は、パチンコはおろか凡そ「ギャンブル」と云われるモノには一切手を付けません。 3年前に店子にラ○ベガスのベ○ッジオにご招待された時(え~ん、また誘ってよ!!)も、カジノに行かなかった程ですから。。。 あれは、私が小学3年生の時、第一話と同じ 群馬県の高崎に住んでいた時。。。 私は学校のそばの神社のお祭りの帰り道、トボトボとひとり歩いていると、自転車の横にしゃがんでいた一人の紳士(?)に優しく声を掛けられました。 「ちょっと、ボク! おじさんの自転車がパンクしちゃったんだけど、この辺の自転車屋に連れて行ってくれないかな?」 でも私は、親に‘知らない人に声を掛けられても絶対についていってはいけない’と躾られていました。 私が‘固まって’いると、おじさんは、 「知らない人に声を掛けられても、ついていってはいけないって言われてるんでしょ?分かるよ…。でも私も本当に困っているんだよね。。。」 まだ暗くなってないし、困っている人は助けなきゃいけないし、私はおじさんを自転車屋まで案内する事に決めました。 自転車屋に着くと、おじさんは満面の笑みで、私に 「本当に有り難う!!! お礼をしたいんだけど、‘知らない人’だし、これで勘弁して。」 と、何と何と!何と! 五百円札を私にくれたのです。(当時の五百円は、今の二千円には匹敵したと思います。) 改めて、良い事をしたんだと、実感が湧いてきました。。。 良い事をして貰ったこのお金は、「特別」「別格」な感じがしました! その五百円札を握りしめて、ある確信をもって、再び私は神社を目指して歩き出したのです。。。 当時、私の憧れは、「ラジコン」でした。 その日、親から貰った二百円を、私は神社のお祭りで一等賞が「赤いラジコンカー」のくじ引きに全部擦りました。 その帰り道に、「良い事をして授かった五百円」も全部、はい、全部擦りましたよ… 全部… えーーーーん! クジなんて大嫌いだぁぁぁぁ!!! (T _ T) その時、二度と賭け事はしまいと誓った私でした。(ん~、ちょっぴり嘘) 新井英俊 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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