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前回、久しぶりにアゲハを飼育していることを書きました。
飼育している中で、『どうしよう・・・』と思ったことがありました。 サナギの写真を見て下さい。糸で支えられているサナギがあるのに、気づかれたことと思います。 実は、このサナギ、細い枝の先端に、ぶらさがるようにサナギを作ってしまいました。 サナギから蝶として出てくる時、足をかけて体を支えるところが必要(羽をまっすぐにのばして、乾かすため)なのですが、ぶら下がっているとそんな場所はありません。 さらに、サナギが下に落ちてしまうと、蝶として飛び立つことが出来なくなる可能性が高くなってしまいます。 不安定なサナギを見て、母が、糸で支える処置をしたのです。 私は、母の思いつきに『安易すぎない?』と言いました。 母は、『やるだけやるの!!』と言いながら、試行錯誤して、写真のように糸で支えました。 サナギって、触るとピクピクするのです。生きていることが感じられるのです。そんなことを知ると、やはり、助けてあげたい気持ちになってしまいます。 これが成功しまして、無事、サナギから蝶となって飛んでいきました。この日は休日で、家族で蝶の旅立ちを見送ることが出来ました。 生き物の飼育って、面倒なこともあるけど、うれしさや喜びもあるから、飼ってしまうのです。 村瀬紀美子 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.09.29 08:18:58
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