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2011.08.19
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この度の東日本大震災により被災されました方々に心よりお見舞い申し上げます。被災地の1日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。

3月11日の大地震から、早3ヶ月が経過しようとしています。時間を経るにしたがって、さまざまな情報が入ってきています。

とりわけ5月15日号の「税理士会」掲載の特集記事を拝見し、いかに被害は甚大だったか、あらためて思い知らされました。

今回、この文章を書くにあたって、私が皆様の立場だったらと考えると、なかなか言葉が浮かびません。

昔から、「頑張れ」と言う言葉が、ぎりぎりで頑張る人の心を大きく傷つけると言われています。

でも、みなさまに何かメッセージを伝えたいと言うことで、つたない文章ですが、最後までお読みいただければ幸いです。

一.二十代・三十代の皆様へ
希望を胸に抱いて、人生をスタートした矢先の大震災、さぞ不安にかられていることでしょう。

でも、このようなときだからこそ、若い人の、がむしゃらな姿勢が頼もしく見えるものです。

人生も50歳を過ぎると見えてくるものが、多々あります。がむしゃらに出来る時間が、非常に短かったと言うこともそのひとつです。

私の好きな言葉に、「愚直」があります。愚かなほど真っ直ぐに突き進めば、突き抜けないものはありません。

是非、愚直に突き進んでください。

二.四十代・五十代の皆様へ
働き盛りの皆様を襲った今回の震災、正直に書かせていただいて、さぞ途方にくれていることと思います。

でも、皆様の子供たちは、皆様の背中を見ています。皆様が頑張る姿を見ています。

私の好きな言葉に、「俺がやらなきゃ誰がやる」があります。

自分自身もスタッフと二人三脚で事務所を維持していますので、壁にぶち当たったときは、この言葉を、叫びながら進んでいます。

是非、頑張る姿を、子供たちに見せてください。

三.六十代以上の皆様へ
六十代以上の皆様、本来であれば、第二の人生を楽しんでいられる時期ではないかと推察します。

でも、大自然は、まだ皆様に、余生を楽しむのは10年早いと、試練を与えました。やはり、まだまだ、皆様の知恵や経験を必要としているようですね。

でも復興には長い時間がかかります。ですから、もしかしたら復興した姿を見ることが出来ないかもしれません。

それでも、いいじゃないですか!みなさまのお子さんやお孫さんが、「うちの親父やお袋、うちのじいやばあが頑張ってくれたから、いまの俺たちがいるんだ。感謝しなくちゃ。」

と手を合わせてくれたら、それで・・・!!

わたしも、今年、54歳になります。ですから、ひょっとしたら復興した東北の姿をみることは出来ないかもしれません。

でも、子供や孫の代には、必ず復興していると信じています。ですから、私は、「土台」でいいです。

東北地方、いや、閉塞感の漂う日本が復興していくなら、喜んで、「土台」になります。

中高年のみなさん、いっしょに「土台」になりましょう。

最後まで、お読みいただいてありがとうございます。

稚拙な表現で皆様に不快な思いをさせてしまっていたら、お許しください。

ただ、皆様のことを心配している人間が、ここにもいることを伝えたくて、涙をこらえて書きました。


清水善規





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Last updated  2011.08.19 08:09:35
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