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経営者に学ぼう! ということで、今読んでいる本は、ワタミの創業者 渡邉美樹さんの著書
「『戦う組織』の作り方リーダーの覚悟が、人と会社をここまで強くする!」 です。 「戦う組織」の作り方 (PHPビジネス新書)/渡邉 美樹 ¥798 Amazon.co.jp 渡邉美樹さんの唱える「企業理念」は、 「地球上で一番たくさんのありがとうを集めるグループになろう」 とてもわかりやすいですね。 どんな立派な「企業理念」であっても、スタッフ全員の心に響いていないと意味のないものです。 シンプルでかつ、共鳴できる企業理念です。 この著書の中でも「なるほど」はいくつもあるのですが、税理士的にヒットだったのは、事業リスクに対する考え方です。 現在ワタミの事業3本柱は「外食」「介護」「宅配弁当」。 そこで、渡邉美樹さん曰く、 「この事業モデルの強みは、お客様がお金を出すときの『財布』がそれぞれ異なることだ。 ~(中略)外食関連はお客様の可処分所得(毎月の給与の中から)、介護事業はご自身の預貯金や退職金から、高齢者向け宅配弁当は年金からお金を払ってくださっている。」 とのこと。 なかなか難しいことではありますが、新しい事業を展開する上での、1つのヒントになりますね。 またもう1つ印象的な記述は、リーダーについてです。 渡邉美樹さんは、 「人は勝手に育つもの。伸びる人間は、自分で考え、挑戦して失敗し、また挑戦して壁を乗り越えながら、自分で成長していくものだ」 だからリーダーの役目は 「部下が育っていける環境を整えることと、育つきっかけを提供することだけだ」 といわれています。 渡邉美樹さん自身も「人を育ててあげている」という意識はまったくない。 といわれています。 うーん。そうなのでしょうね・・。 そのためにリーダーは、部下に関心(愛情)をもち、よく部下を見ていなければいけないですね。 経営者のみなさん、 「戦う組織」の作り方。是非、参考になさってください。 舟越かおり お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.10.25 08:21:25
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