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テレビを見ても、新聞を読んでも、先行き暗くなる話題ばかりですね。
世の中が複雑になると、見えるものも見えなくなるのかもしれません。 そこで、今日は、私が、最近考えていることについて、書きます。 お時間のある方は、最後まで、読んでいってください。 1.国・地方公共団体の借金の本質 唐突ですが、第2次世界大戦から今までの日本経済の内部取引を消去したら、何が残るでしょうか? 私は、 国・地方公共団体の借金=個人の金融資産(貸付金) という構図が残ると思います。 皆様方の中には、大企業が支払った税金はどうした? という質問が聞こえてきそうですが、それらは国富(橋とか道路・・・)に変わっています。 まあ、金融資産と金融負債は一致するのが、資本主義の常ですから、当たり前といえば、当たり前ですが・・・ では、借金を減らすためには、 一. 踏み倒す 二. 巻き上げる のいずれかしかないのも、当たり前です。 したがって、お上品に解決するには、相続税を大増税して、消せばいいのです。 お金をためられない、若年層に負担させるのは、残酷ですよね!! 2.どうなる円高 今、一番、関心を持っているのが、中国の人民元と円の為替相場の行方です。 今までは、ドルにリンクしていたので、ドルに対して円高になれば、人民元に対しても円高になりました。 今回、この縛りがなくなったので、今後は、ストレートに動くことでしょう。 ちなみに、5,6年前、1元=17円ぐらいだったのが、最近では、1元=12.5円ぐらいに円高になってきています。 ただ、今後は、中国が力を付けてくると、円安になっていくのでは、と危惧しています。 ひょっとすると、将来は、ドル相場、よりも人民元相場に気をつけなければいけない時代がくるのではないでしょうか? おそらく、もう来ているかもしれません。 3.どうなる日本の政治 この問題を考えるときに、忘れていけないのは、日本の官僚の歴史です。 江戸時代までは、地方分権の時代でしたが、明治以降は中央集権の国作りがなされてきました。 この中で、官僚のDNAは、明治、大正、昭和と、より強固なものとなっていったのです。 官僚のDNAは、第2次世界大戦で、途絶えたかに見えますが、どっこい、しっかり生き延びているのです。 もし、ご関心があれば、第2次世界大戦以前の政治から昭和30年代までくらいを調べると、非常に面白い発見があります。 実は、その当時の権力者から直接、教えを受けた人たちがまだまだ、現役で活躍していることを考えれば、これからも、しばらくは、今の体制が続くこと、請け合いです。 政治家のDNAはすぐ消滅しますが、官僚のDNAは、しぶとそうですね。 そうそう、マスコミに関しても、テレビの放送権を、なぜ、少数のファミリーが握っているのかなども調べるテーマとしては、おもしろいでしょうね!! 清水 善規 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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