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税理士会の岸野と申します。
企業勤務に始まり、ご縁と流れで昨年税理士事務所を開設して丸一年が経過しました。 勤め人の家庭に育ち、自分自身も勤め人として企業に生きていくものと思っていましたが、縁は不思議なものです。 企業でも会計事務所でも、勤め人としての私は、頑固なところがありました。 例えば、仕事しながらガムを噛むことは絶対しない(許せない)。 昼食も夜食も、一人であれば極力スピーディに終わらす(1時間ゆっくり、とかはしない)。 インターネットで職務上の調べごとはしても、それ以外の調べごとはしない。 などなど、、、いろいろな「マイルール」がありました。職場は聖域、みたいな感じでしょう。 そういうマイルールの一つに、一人残業でも「音楽を聴きながら仕事はしない」というのがありました。 成人して以降、新しい音楽を聴くことがなくなり、せいぜい昔の歌謡曲を聴くくらいなのですが。 会計事務所に勤めていると、仕訳を入力しながらヘッドフォンで音楽を聴く人がいましたし、 職場によっては有線が流れているところもあるようです。 が、どうもそれは自分には馴染まないことであると思っていました。 しかし税理士事務所を始めて、時に朝から晩まで一人でいるという、 私的には耐え難い孤独と不安に襲われる状況が到来しました。 そんな中でついに、一時期、インターネットで「YouTube」にはまり込むこととなりました。 「いけない、いけない、仕事中だよ・・・」と思いながら、いろいろな映像のとりこになっていく。 開業したてで孤独に負けて、一人ネットでYouTubeにはまるという、何とも情けない構図です。 そんな自堕落な開業初期にピリオドを打ってくれたのは、レディーガガでした。 たまたまYouTubeで見たレディーガガの映像と音楽に、すっかり魅入られました。 ところで、彼女が東日本大震災の直後にも予定通り日本ツアーをしていたというのは、聞いたことがありました。 しかし彼女はそれだけでなく、チャリティーオークションで「ガガが使用したティーカップ」を出品し、 その落札額の全額を寄付したそうです。 そのオークションでは、宮城県の男性が落札したそうですが、 その男性は落札したカップを県庁に寄贈した翌日に、病気で亡くなられたそうです。 男性の妹さんいわく、「兄の最期はほほえんでいました。県庁に寄贈してほっとしたのでしょう」と。 無論パフォーマンスも多々あるでしょうけれど、人々を魅了し、 社会性や公益性を同居させながら活動するレディーガガを、私はすっかり好きになりました。 以降、音楽を聴くというとレディーガガばかり。 慣れない「i-phoneへの音楽ダウンロード」も妻に習って、いまはi-phoneでもガガを楽しんでいます。 そして、事務所でも昼食時と残業時は、ガガが流れるようになりました。 職場で音楽を聴かないという戒律(?)は解かれましたが、 だらだらYouTubeを見ることも、間も無くなくなりました。 ここ20年、新しい音楽を聴くことも楽しむこともありませんでしたが、新しい喜びを発見した思いです。 私は、職場としての会計事務所は、10年勤めた前職の職場しか知りません。 ですので、他の事務所では皆さんどうやってリラックスしているのか。 音楽を聴いたり流したりしているのか、ヘッドフォンはOKなのか。 そんなことを、皆さんとお目にかかったときに聞いてみたいと思います。 また、ぜひガガのYouTube映像もご覧ください(ちょっと刺激がありますが)。 もう年末が迫ってきました、頑張りましょう! 岸野康之 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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