10月のテレビドラマ改編期に入りしばらく立ちます。
我が家では、前宣伝と出演者から視聴するかしないかを判断しますが
判断に迷った場合はとりあえず録画して第1回を見たあとどうするかを決めています。
今回とりあえず録画したドラマに「結婚相手は抽選で」というドラマがありました。
深夜枠なので1話限りかと思ったのですが以外に面白かったの2話以降も見ています。
ドラマの内容は、少子化対策のために適齢期で未婚の男女を強制的に見合いさせて
3回断った場合は2年間の兵役のようなものにつかなければならない
という法律を成立させるところから始まります。
もともと首相の汚職を国民の目からそらすことが見え見えの法律なので
担当の大臣は、いやいやながらこの法律を実施しますが、
急ごしらえの法律なので実施段階でさまざまな問題点が起きてしまいます。
そうすると仕方なく当初の趣旨と異なる対策を行わざるをえなくなるという状況になってしまいます。
実際には、この法律に振り回される適齢期の主人公達の人間ドラマなのですが、
ついついこの法律の落としどころはどのようになるのか興味を持って見てしまいます。
ところで、現実の世界では、いよいよ消費税率の引き上げと軽減税率の実施が発表されました。
急ごしらえの法律だったのかどうかはわかりませんが、
早くも軽減税率の適用要件や景気対策をどうするかといった話題で盛り上がっています。
また、キャッシュレス取引なら軽減税率対象の食料品でも2%ポイント還元という
まさかの消費減税かという政策まで検討されているようです。
件のドラマでは、担当大臣や官僚が対応に四苦八苦していますが、
現実の世界でも担当者はさぞかし苦労されているのではないかと思います。
話は変わりますが今回のドラマでは個人的には
「獣になれない私たち」にも目が離せません。
なぜなら、主演の新垣結衣の相手として松田龍平が
公認会計士・税理士として登場するからです。
粉飾決算を依頼されても断る正義感の強い人間かと思いましたが
次回の予告では、事務所に札束を持った客が現れます。
いったい何をするのかわかりませんが、
国がキャッシュレス取引を推進するのも一理あるのかもと思いながら次回を楽しみにしています。
中平英晴