レベル999のマニアな講義

『浮き出ては消える血文字トリック』

内容
文具メーカー“モクキン堂”の総務部課長補佐代理・高崎郁代（山下容莉枝）が
響子（石原さとみ）たちを訪ねてくる。
謎の血文字が壁一面に書かれたイニシャル。
それを見た直後、襲撃を受けた社員２人、手嶋博和と安達妙子が、
会社を辞めてしまったという。
だがすぐに消える血文字のため、警察に届けることも出来ず、
相談にやってきたのだった。
いつものように、快諾した薫（大島優子）の命令で、
調査に向かった響子と谷口（谷原章介）
すると、、、“ＳＩ”という文字を２人は目撃してしまうのだった！！！
あわてて逃げたそうとしたところ、警備員の唐木勉（温水洋一）と出会い、
確認に戻ったところ、、、血文字は消えてしまっていた。。。

そこで、薫は、響子に“潜入捜査”として、入社面接を受けるよう命じ、
面接を受けた、谷口は幹部候補生として採用。響子は地下倉庫へと配属される。

入社してすぐ、“ＳＩ”斉藤いずみと言う女性が、
突然、店が倒れてくると言う被害に逢っていると知る。
そんななか、備品管理課の平沢由香里（国分佐智子）と出会う２人。
人の名前をイニシャルで呼んだり、変わり者と有名な由香里は、
イチイチ英語でリアクションするなど、嫌われているらしい。
そして１年ほど前、大きなプロジェクトのリーダーに抜擢されたが、
その失敗を機に倉庫番になったという。

そんななか、新たな血文字が！！、、、、“ＴＩ”
目撃したのは高崎郁代。。。だった。
だが、響子が駆けつけた時には、血文字は消えていたが、
送れて到着した谷口は、血文字を目撃するという。。。妙な現象が！
谷口は、自らも、、“谷口一郎”、、、“ＴＩ”だと警戒するが。。。


敬称略



終わってみれば、
勘違い男の。。。。おバカな事件。。。

なのですが。

ま、
調査も、それなりに楽しく、そしてマジメだったし。

事件の真相自体が、あまりにもバカバカしすぎて
そこそこ、楽しめたかな。

ただ、

事件をバカバカしく表現してしまっているため、
真相を暴く部分では、あまり楽しくないという。。。。困ったことに。


そのうえ、すでに事件を解決しているのだから
オカルトーク、、、、必要ないんですよね。

なのに、人情モノとしてまとめたいというトコロがあるため
わざわざ。。。。。

たしかに
やろうとしていることは理解するし、
カタチを少しだけ変化させて、
マンネリ感を出さないようにと言う配慮も見て取れるのだが、

ここまで、変化させてしまうと、
元々の目的。。。奇妙な事件の解決。。ではなく、
もう、ココまでくると、

ただの、人生相談の物語になってしまっています。

そう。
いくらなんでも、捻りすぎである。

響子の過去と重ねたいというのも分かりますが
それさえも、無理のし過ぎですよね。


“ドラマ”としては、悪くはないと思います。
むしろ、良いお話だと思いますが、、
“オダキョー”的には、、どうなんでしょう？？

もっとバカバカしくなければ、ダメなんじゃ？

前回あたりから、マジメすぎますよね。。今作って。。。。


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