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カテゴリ:ドラマ系の感想
「紅茶のおいしい喫茶店」
内容 角田(山西惇)から、張り込みの応援を頼まれた右京(水谷豊)亘(反町隆史) 仮想通貨を利用したロマンス詐欺だという。 元々、二課の案件なのだが、組対で捕まえた男の関与が疑われ、 協力することになったと言うことだった。 50人規模の組織的犯行のようだが、リーダーの手がかりさえつかめないと。 唯一の証拠が、交渉担当が使った一本のストローだけ。 真鍋弘明(酒井敏也)の喫茶店のモノだと言うこと。 早速、張り込みのため、喫茶店へ向かった右京と亘は、 オーナーの真鍋に捜査協力を依頼。ふたりは接客をすることに。 右京は、紅茶のことで常連の大杉瑞枝(麻丘めぐみ)と意気投合する。 夫・隆也がいるらしいが。。。 そんななか、不審な男女が現れる。 店を出るふたりの追跡を試みた亘だが、折しも、客からクレームで、失敗。 だが使用したカップからDNAがストローと一致。 顔認証と指紋から、運転免許証データと照合し、 鴛尾琢磨、赤堀絵里と判明した。 その直後、鷲尾の転落遺体が発見される。 そのうえアジトと思われる倉庫からは、金が持ち去られてしまう。 その後の調査で、鷲尾がグループの中心メンバーのひとりで、 過去にも様々な詐欺に加担していることが分かってくる。 そして防犯カメラ映像から、鷲尾たちを尾行する人物が。。。。 敬称略 脚本、根本ノンジさん 監督、蔵方政俊さん 今期の今作は、 序盤の連作を除いて、 明らかに狙ったと思われるような、普通では無いエピソードが多く。 確かに、“謎解き大好きな特命係”に、 ある意味、マッチしているエピソードだと、言えなくもないのだが。 ただし、狙いすぎていて、あざとさを感じていたのも事実なのである。 だから、本来なら、 今回のエピソードのような、オーソドックスであり、“らしさ”もある。 シッカリと組み立てられたエピソードを、繰り返した上で。 “狙ったエピソード”を持ってくる方が、 シリーズ全体を見れば、メリハリが生まれて、飽きが来ず。 面白みが生まれた可能性が高い。。。。ハズなのである。 なのに、今期の今作は、 狙った。。。。いや、奇を衒うエピソードを並べ立てた。 きっと“Season20”だし。 “記念番組”のように、挑戦したのだろう。 だが、そのため、面白みを感じる人は感じるが、 一方で、難解な印象を受けてしまっていた人が多くなっていたのも事実だろう。 個人的には、ここまでの今期の前半戦。 毎回のエピソード。エピソードとしては、失敗しているとは言わないが。 全体の構成としては、失敗していたと思います。 今回のような 右京の趣味を絡めて、上手く犯人を追い詰めていく秀逸なエピソードと比べると。 今期のここまでのような“奇を衒うエピソード”は、 面白みはあっても、本当の意味で《相棒》の“らしさ”に欠けた印象でしかない。 まぁ、それぞれのエピソードも、《相棒》らしいのも事実なのですが。 基本的にオーソドックスなモノに比べると、やはり“奇を衒うエピソード”。 序盤の連作は、論外として。 もうちょっと、今回のようなエピソードを、作ってくれていれば。 今までだって、もっと満足度が高かっただろうに。 不必要に狙いすぎ。。。。そういうコトだろうね。 気持ち。。。いや、熱意は分かるけどね。 TBは以下のミラーへお願いします http://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-7079.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年12月22日 22時00分32秒
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