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想い出は心の宝石箱に。。。

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2019.02.22
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カテゴリ:音楽
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   教会から送られてきた資料の中に、こんなパンフレットが入っていました。



       






​​ 当教会員でウイーン在住の音楽家細木朝子が、ウイーン音楽大学で20年近く

   ヴァイオリン​​
​教育に、共にあたったジャクリーン・ロシェッテクと、当教会で

   演奏会を開催すると。残念ながら​
当日は、孫殿NO.1の誕生会がかなり前から

   決まっていたので、行く事は出来ませんでした。




​​ パンフレットの演目を見ると、< タイスの瞑想曲 >という懐かしい

   曲が。

 
 ヴァイオリンの演奏曲として、知っておられる方も多いかと思います。しかし、​​


​​​ これはもともとマスネのオペラ< タイス >の、第二幕第一​​​場と第二場の

   間で演奏された曲なのです。





        




 
  
 物語は、
​​「 愛と美の女神ヴィーナス 」を信仰する高級娼婦タイスと、

「 救い主であるキリスト 」を信じている、修道僧アタナエルという真逆な

 2人が主人公。​​

 

 アタナエルは、タイスをキリスト教へ改宗させ、まっとうな道へ導きたいと

 考えていました。
​老いや死を怖れ、弱気になっている彼女に、アタナエルは

「永遠の幸福へ導こう。キリストの花嫁になれば永遠に生きられる。その愛は、

 一夜限りでなく永遠に続くものだ。夜が明けるまでは外で待っている」と

 告げました。​

 

​​「永遠」という言葉に心が揺らいだ彼女は、長い瞑想のあと気持ちが決まり、

 神に仕えるためアタナエルについて行くことにします。​​

 
 この時に演奏される曲が、タイスの瞑想曲なのです。



                      



 目指している修道院は砂漠の向こうにあり、二人は焼け付くような太陽の下を

 歩き続けます。そして、アタナエルはタイスを修道院長に託す事が出来ました。

 

 

  しかし、彼女が居なくなったことに虚無感を覚え、食事も手につきません。意識

 が朦朧としている中で夢を見、
「タイスが死ぬ」という声が聞こえます。

 

 アナタエルは、彼女を置いてきた修道院へと、駆け出しました。

 

 やっと会えた彼女は、3ヶ月もの間眠らずに祈り続けていたことから、死の淵に

 いました。
​​横たわる彼女に「私が教えてきた事はすべてウソだ!人間の命と愛

 以外に真実はない。天国なんてないんだ!タイス、君を愛している!」と

 告げます。​​

 

 しかし、タイスは​​自分が信じたキリスト教の教え通り、「美しい薔薇が咲く

 天国で、花束をかかえた天使が自分を迎え入れてくれる」ことを、思い描き

 ながら召天したのでした。

​​

 

    

 


​​​​ 皇子がもっているタイスのDVDは、タイスを演じるエヴァ・メイの熱演

   と、官能美溢れる舞台演出となっています。

 しかし、宗教的な内容があまりにも強い物語なので、オペラとしてはいまいちで、

 巷ではほとんど上演されません
​​​​




   





​​​​​​ 一枚のパンフレットが、昔見たこのオペラの映像と瞑想曲を、久々に思い出

 させてくれたのでした。


   皇子も瞑想を・・・

 あかん、あかん・妄想ばかり浮かんで、迷走じゃきに。

  ​​​​​


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Last updated  2019.02.22 12:12:35
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