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カテゴリ:つばさ塾教育理念
感じた反応をそのままにしておくことと、 それを誰かに伝えようとすること、 いや、伝えなくても自分の反応を把握すること。 年齢を重ねるにつれ、後者の必要性は増してきます。
生まれたばかりの赤ちゃんは、前者がほとんど。 当たり前ですが、そうなるのは言葉を知らないから。 だから赤ちゃんの状態がどういう状態なのか、 親はそれを知るために苦労する。 子どもは歳を重ねるにつれ、言葉を習得し、 段々伝えられるようになります。 それでも、反応のままである部分も、 子どもの言葉によって伝わった部分も、 伝えようとしても上手く伝わらなかった部分も、 全てひっくるめて我が子丸ごと知りたい。 それが親の気持ち。
たとえ成績が上がっても、 お母さんが我が子を不安に感じたりするのは、 伝えずに反応のままにした、 上手く伝えることができない、 我が子のそういう部分。 しかもお母さんは毎日近くで接しているわけだから、 不安は増していきますよね。
子育ての苦労って、 子どもの成長に伴った自分を把握しそれを伝える力と いつでも我が子を知りたいという 親の気持ちから来るものだと思うんです。
生徒たちの「感想」は僕に何を見せたのか? それは文章を読み取る力もそうですが、 自分を把握してそれを伝えようとする力でした。 生徒をかわいいと思えば思うほど、 僕も生徒という人間をもっと知りたくなる。 そういう僕の中に常にあった気持ちを より前に出させるものでありました。 そして、成長途中である子どもたちに 僕たち大人が何をすべきなのか、 より深く問いかけてくるものでした。 つづく・・・。
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Last updated
2010.05.20 16:41:16
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