|
カテゴリ:中学生
この記事の続きとして。
昨日の夜は、中1生夏期講習初授業。 新しいメンバーも加わったこのクラス。
このクラスだけでなく、毎年、中1という学年に 年間を通して力を注いでいることがあります。 それは、授業の受け方。 塾内を範囲にして言えば、上のようになりますが、 生活全般では、人の話の聞き方ですかね。
姿勢を正して席に着き、 真剣な顔つきで前を向き、ノートをとる。
これが一般的に考えられる真面目な生徒像でしょうか。
すいません、僕はそうとは限らないと思うんですね。 あっ! 僕は何でも疑ってかかる人間ではないですよ。 目の前の生徒を何とか良い方向へ導きたい、 そういう想いから、 生徒の状態は今どんな状態にあるのだろう? その答を探り続けた結果、そうとは限らないになったんです。
僕の「授業の受け方が上手」の定義は、 必要な感覚全てを、必要な方向へ向ける。 感覚をコントロールするとも言えるかもしれません。
「五感を鋭くする」なんて言われますが、 五感とは、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚のこと。 古代ギリシャで発したと言われるくらい 昔から言われていることです。 今は、学問によっては、9種類だとか、20種類以上だとか そういう説もあるそうです。
話を元に戻しますと、 授業を受ける場合、必要な感覚は、聴覚、視覚だと思うんですね。 匂いを嗅ぎ分けたり(嗅覚)、味わったり(味覚)、触ったり(触覚)、 そんな必要はないですもんね。
何かの燃える匂いを嗅ぎ取り危険を回避する!? 確かにないとは言えないけど、 それって、「生き伸びる」ため。 勉強、つまり「学ぶ」ためではないですよね。
ノートの質感、シャーペンのフィット感を確かめる!? 授業中に触覚を使おうとすると、 板書や先生の様子(視覚)、先生の発言(聴覚)、 その情報を取り損ねてしまいます。 少しは取り入れているかもしれませんが、 それは薄っぺらいもので、確かなものではないでしょうね。
他にも例は山ほどあるのですが、 定義が、 必要な感覚全てを・・・1、 必要な方向へ・・・2、 と2段階です。 それぞれの場合で考えてみる方が分かり易いので それは次回ということで。 つづく・・・。
この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで 結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.07.29 11:31:15
コメント(0) | コメントを書く
[中学生] カテゴリの最新記事
|