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カテゴリ:小・中学生の親御さんへ
4 平均点が1教科40点台(100点満点のテスト) しかし現実は、こうです。 国語44.6 英語62.4 社会45.2 数学46.3 理科53.5 5教科合計253.5 お母さんの感覚と比べると、1教科では約20点、5教科では80点ほどのギャップがあるのです。直接子どもたちに指導している現場の人間として、考えられる原因を箇条書きで書き出してみますね。 A テスト範囲が広い分、3でお話した「自分をコントロールするチカラ」の差が顕著に表れる。 B テスト範囲が広い分、テストの問題数がどうしても多くなる。 ※以前、社会のテストで80問以上あったこともありました。 C 統合前の2中学の授業進度差。 ※本年度は統合2年目。例えば、社会科では、ある中学校出身の子は地理が進んでいて、ある中学校出身の子は歴史が進んでいる。その進度を合わせるために時間と労力が必要。 統合に関しては、クラス運営や部活動など、元々は別々の中学でそれぞれの色を持っていたものを、統合により、人も考えや習慣が集まりました。それら一つ一つ調整しなければならなかった昨年は、学校の先生や生徒、保護者さんも、本当に大変であったと想像できます。それに要した労力や時間が、授業進度や勉強環境に影響したのかもしれませんね。 これらのことが原因で生徒1人が獲得する5教科の点数が、親御さんの時代と比べると50点ほど低いわけです。そしてこのことは更に中学生の勉強意欲低下に繋がっているはずです。小学校では100点とってた子が60点とるのも難しくなるわけですから。ホントは自分ってバカだったんだ。そう思ってしまってもおかしくないわけです。 自信をなくし意欲がなかなか湧いてこない状態のときに、あんた、何この点数は!ちゃんと勉強やってるの? つづく・・・。
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Last updated
2018.04.14 18:51:16
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