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テーマ:あの本、おぼえてる?(347)
カテゴリ:あの本、おぼえてる?
中学時代から白髪があって、40過ぎてからは、半分以上白い。
で、最近はヘナのトリートメントを使っております。毎日少しずつ染まっていくので、自然な感じです。ところどころに、白いのが残りますが、年よりも、ちょっと若めぐらいで良いのでは。 ヘナ・ヘアカラートリートメント 今日は、髪を洗いながら、ゆっくりと染めていくのが、記憶の方法に似ているなーと思いました。 わたしは、「 記憶力回復法!!」、「私の海馬は大丈夫?」、「脳みそはどうなっているのか?池谷裕二」と、何度かブログで取り上げたように、記憶とか脳科学が好きです。 で、わたしなりにまとめた、記憶の原理。 1、脳は生きる上で大切なことを、記憶する。 2、生きる上で大切なことには、感情が関係する。 海馬のそばにある、扁桃核が、感情を作り出し、強い感情が、海馬に記憶を定着させる。 例えば、おいしい食べ物やこわい犬や素敵な異性などは、特におぼえようと思わなくても、おぼえて忘れない。 3、おぼえたいことを、大切なことだと、脳をだまして、記憶させる。 では、脳をだます方法は。 1、くり返す。何度も来るのは、大事なこと。(ヘナで髪を染める方法です。) 復習の大切さですね。 2、物語を作る。人間は流れとか、意味のある方がおぼえやすい。 A ストーリーにする。 歴史の勉強をする前に、漫画日本の歴史などで、全体の流れをつかむ。その後に、細かい知識をくっつける。 B 意味を持たせる。 794年を鳴くよウグイス平安京とおぼえさせたりする。 3、印象づける。 A ヴィジュアルにする。(絵を書く、写真をつける) B エピソードをくっつける。 特に、上手な社会の先生は、おもしろいエピソードを話してくれますね。 それが、きっかけで、勉強内容を思い出したりします。 一発逆転!ワタナベ式記憶術 この印象付けを記憶術にまで、高めたのが、渡辺剛彰氏。 例えば、「飛行機、トナカイ、ネズミ花火、百科事典、ぶどう」をおぼえるとしたら、 飛行機がトナカイの群に落ちて、巨大なネズミ花火が燃えだして、爆発の後に、紙吹雪のように百科事典が舞い降りてきて、ぶどうのように木からぶら下がる。 これらを絵にしていけば、おぼえられる。 あるいは、右手の親指が飛行機になり、人差し指がトナカイの顔(角付き)、中指のまわりをネズミ花火がまわり、薬指の上に百科事典、全72巻が乗り、小指がブドウになる。 これらも、絵にする。 わたしは、何回か渡辺式の記憶術の練習をしましたが、結局モノになりませんでした。 上ケ原・爆笑大学 『むさしキャンパス記』改訂・改題書 ところが、できる人はいるんですね。 かんべむさし氏は、成績は低いは勉強は嫌いだは、で、渡辺氏の「記憶術の実際」と言う本に飛びつく。普通は身に付かないと相場は決まっているようだが。 かんべ氏、あっという間に英単語5千をおぼえ、世界史の年表をおぼえたそうだ。 記憶力では無く、連想力が問題なのだ。さすがは後のSF作家。 ← メールマガジン、次の目標は100回。「応援メール」です。登録はこちら。 応援して下さった皆様、これから応援してくださる皆様、ありがとうございます。 ※1 今読み返したら、記憶しようと努力する必要はない、絵をはっきり思い浮かべれば、おぼえている。とのこと。 なるほど、ちゃんと読めてなかったんだな。歯くいしばって、やってたからな。 ※2 タモリさんが時たま、テレビで披露しているのが、この方法。 印象づけとペグ法の組み合わせ。(ペグ法は、今日の話の例に書いた、指におぼえるモノを結びつけたやり方。頭から、足までとか、通勤通学の経路とかに、色んなモノを結びつけていくのだ。 ※3 空っぽの引き出しからは、なにも出てこない。必要な時には、どんどん詰め込め。詰め込めば詰め込むほど、どんどん良くなるのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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