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北国の遊び方 ~北海道の釣りブログ~

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氷河Ω

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2020.05.10
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カテゴリ:小ネタ
​​​​​​​疲労。
今まさにこの状態です。
いつもと変わらずゴールデンウィークもブログを更新していましたが、色々あって疲れてます。

息子の熱が一週間下がらない…。→即入院。ツライ。

話はゴールデンウィークに突入する前にさかのぼる

時は4月末。そろそろゴールデンウィークと言う時の平日の朝の出来事でした。


嫁が子どもに熱があると言う。


子どもだし平熱高いからじゃない?
と私が言うと39℃もあると言う。

これは一度病院に行かないとダメだね。ってことで私は仕事に行ったのだが、その時何か違和感を感じてしまった。






仕事から帰って来ると薬を飲んで落ち着いたのかクッタリ寝ている息子氏。

それから私がご飯を食べてると、一度ギャン泣きで起きる息子氏。

少し熱が下がったと嫁は言っていたが、計るとまた熱が!

39℃か~。

とりあえず座薬を打って様子をみるとあっと言う間に熱が下がってなんとかその日を終えた。




次の日、37.5℃だから大丈夫、と思って仕事から帰るとまた38℃、そして38℃後半とグングン熱が上って来る・・・・。


まじか~と思いながら、生後6か月。そろそろ風邪をひき始めるころだ、と思いながら医者の言われたとおり風邪薬、高熱が出てきたら座薬で対応と言う日を数日過ごした。


すぐに入院して下さい。

結局一週間近く経ち、私は仕事。嫁は医者に言われた通り病院に。午後から行くと言う。


夕方にまだまだ仕事が終わらないな。とスマホの画面見ると、急遽市内の大きい病院を紹介されたからそちらに行くと嫁からメッセージがあった。

まじか~~。なんかイヤな予感・・・・。


時刻は18時過ぎ、こんな時間でも市内の某有名病院が診察を引き受けてくれた。


するとまた、メッセージがあり、

​即入院とのこと。​



ガーン。


まだ、仕事が残っていたが上司が引き受けてくれると言ってくれたので退社。

病院にたどり着いた時、ギャン泣きの息子氏。

点滴を打たれたり、血液を抜いたりと色々検査をしたようだ。


ここで、一度嫁が家に入院の準備をすると帰ったので私一人で病室に。



すると、先生から今の病状を告げられる。


息子さんかなり炎症を起こしている数字が出ています。とのこと。
ちょっと無視できないぐらいの数字だという。

私は医療関係者ではないので詳しくはわからないのですが、血液検査でCRPと言う炎症が起こった時に出る数値があるのですが、基準値は0~0.4ぐらいのところ10.21もあると言う。

無知な私でもえ?っと思うような数値で、他にも白血球も異常に多いし、貧血も起こしています。リンパの数値もかなり異常ですとのこと。


これって、​急性白血病ですか?​

と恐る恐る聞く私。

先生はまだわからないという。
しかし、よくあるウィルス、細菌などは尿検査などからも出てなく、今は何が原因かわからないと言う。


これは、免疫系か血液の病気か・・・・はたまた、小児がんか・・・・。
いやな予感しかしない私。


この世に誕生してまだ、半年。何とも言えない緊張感と思いが頭の中をグルグル回っていて、こんな体に産んで息子に申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまった。



すると先生から、​髄膜炎の可能性も否定できない。​

髄液を取らせて下さいとのこと。

聞いただけでも、痛々しいお話。

しかし、小さく、指をしゃぶりながらまだひくひく泣いている息子を見ながら、頑張ってこいと同意書にサインをして連れ去れてゆく息子氏。

遠くから凄い鳴き声が聞こえてくる。家で泣くのとはまた違った鳴き声だ。

相当、痛かったのか凄い勢いで泣いて帰ってきた息子氏。

背中をベッドにつけたま落ち着かせること2時間。

検査結果が出たようで、先生からは髄膜炎にはなってないと一言。
なんか体から力が抜けてしまった。

これからじっくり調べていくと言う。





お父ちゃん奮闘記がはじまる。

子どもは母乳で育てているし、嫁は付き添いで一緒に入院になってしまった。

それから私たち家族の生活はガラっと変わっていく。

私は、自分のご飯もそうですし、入院中の嫁のご飯も作る生活が始まった。




息子の病気の原因がわからない今、とりあえず、嫁によい母乳を出して子どもも元気にしてもらわないと困るし極力バランスの取れた食事を心がけた。

野菜だったり、




タンパク質もしっかりとってもわらないと困る。

こんな時、自分が元料理師でよかったと思う。


毎日は病院に行ってる余裕が無いので自分も含め、仕事から帰ってきては、7,8食分の食事を一度に作っては




容器に入れて病院へ。


日々のルーティーンとして、仕事前に病院にご飯を届けて仕事へ、帰宅後に私たち夫婦と息子の洗濯物を分けて二回にわけて洗いながら、自分と嫁のご飯を作って、弁当を詰めて、お風呂に入って、ブログを書いて・・・・。


そう、家事と言う家事を全て一人でやって家族を支えなければならなくなりました。


こんなことをしてると、ゴールデンウィークは豊平川でバーベキューとかパチンコとか、黙って家にいれないのかよ・・・・思ってしまうニュースばかり流れてくる。

追い打ちをかけるように、仕事では不要不急の活動をしている方達から、フルボッコの苦情ばっかり・・・。おいおい、苦情の電話よこすのはわかるけど、あなた達、家から出ないでくださいって言われてるのに外に出歩いたあげくツラっと苦情言ってくるのかよ・・・ってのが一日に何件も飛び込んでくる。

今の世の中は普段我慢できるようなことも、我慢できずにいる人が非常に多いのだ。

家に精神的にもヘロヘロになって帰ってくる私。
しかし、おかえりを言ってくれる家族は今家にいない。

当然今は、外出をしないでくださいと言う期間ですし、私は釣りどころではないので、かれこれ2週間少々、家庭のことでいっぱいいっぱいになってしまい、どこにも出かけてらない状況。唯一したのが家で焼き肉したぐらい。



結局4日、5日経った時、白血病ではないことが告げられました。
また、医者から今コロナウィルスの影響で流行っている?川崎病などの病気も何度も調べてみたが、そうでもないと言う。
ただ、おしっこから腸球菌と言うのが出てきたそうな。

詳しい原因はまだ、調べている途中で最終的にな病名はわかっていない現状だ。

それでも人生初めてのこどもの日には




陣羽織着てみたり。


徐々に回復の兆しが見えてきました。

そんなことで今にいたります。




新型コロナウィルスの影響で感じたこと

最初に言いますが私は自粛警察ではない。

しかし、今回感じたことを率直に書いてみます。


​①コロナウィルスの影響で面会ができない!!​
そう!これが一番つらいんです!!面会ができないのです。
お弁当も着替えも病院の一番下で係の人に渡しておしまい。息子の顔も見れないし、嫁とはラインのやり取りでなんとかしている状態。
ほんの少しの間、嫁と交代することもできません。
家族の負担が大きいのです。
私のように一人で家事をしなければならなくなります。兄弟が何人もいる家庭だともっと大変なんだろうと思いました。

当然、今私が何らかの病気やコロナウィルス感染の疑いになると最低2週間は動けなくなります。
こうなると、家族が何もできなくなるため、絶対に感染するわけにはいきません。

​②まだ医療崩壊が起こってなくてよかった​。
コロナじゃないから関係ないでしょ?と言うわけではないようです。
病院に来る人もそうですし、従事者は普段より二重三重に手間をかけて診察しているのがわかりました。
これは病院に従事している方にとっては大変な負担だと思います。
また、すぐに入院してくださいと言われて、入れる病室があって良かったと思いました。
これは本当にそう思いました。
これがもし、自分がコロナウィルスに感染していて、たらい回しあったことを想像するとちょっと怖かったです。

お医者様って本当にお医者様です。

いざって時に自分の無力さを知りました。
息子にがんばれとしか言えない無力な自分がいました。
頼れるのは医療関係者しかいないのです。

お恥ずかしいお話、ちょっと他人事みたいな感じでニュースを見ていましたが、いざ自分に降りかかってくると、車で15分圏内の病院に空きベッドがある。すぐに診察してくれる病院がある。

このことは非常に大切なことだと思いました。

​③疑いがあるだけで家族全員何もできない​。
これもつらかったです。
ずっと家にいる息子。そして嫁。
感染するハズなんてない。
なんて思ってましたが、自分がどこからかウィルスを持ち込んだか?スーパーで買った食材についていたか?と疑い始めた本当にキリがなかったです。
高熱がずっと続く状況。
こうなってくると、疑いたくなくてもコロナウィルスを疑います。

生活と言う生活がまともにできなくなりました。

それは自分だけではなく家族もです。
よく有名人が疑いがあるので2週間自宅にいて大変だったなんて話がTVで流れてきますがコレ、本当に大変なことです。







まとめ

結局、最終的にコレと言う病名がわからないまま時が経っています。​(※追記:原因は腸球菌だったようです!)​
この生活はしばらく続きそうです。
息子よ、人生はまだまだ長いぞ。
お父ちゃんと母ちゃんが支えるから乗り越えて見せろ。
たくましく育つのだ!

家族の戦いは続く。

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Last updated  2021.09.11 09:59:57



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