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定年後の男性が陥りやすい三つの悪いパターンは、昔から言われている“飲む・打つ・買う”だそうです。
仕事を続けたい人はプライドを捨て、月100時間くらい働けば10万円程度の小遣いにもなり、三悪行に陥る暇もないようで。定年後男性の不安を払拭する第一歩は「メンツ・プライドを捨てること」だそうです。
2016年10月には「ライフ・シフト」という書籍が発売され、人生100年時代が来たと様々な話題を呼んでいます。
著者は、人材論、組織論の世界的権威でロンドン・ビジネススクール教授リンダ・グラットン氏とロンドン・ビジネススクール経済学教授アンドリュー・スコット氏の共著です。
誰もが100年生きうる時代をどう生き抜くか。働き方、学び方、結婚、子育て、人生のすべてが変わる。目前に迫る長寿社会100歳時代の戦略的人生設計書と解説されています。
この書籍以降は月刊誌でも特集が続いています。
プレジデントウーマン2017年1月号には著者のリンダ・グラットン氏のインタビュー記事が載っています。
日経おとなのOFF2017年3月号にも年代別の半数が到達する年齢予測が引用されています。
内閣府の世論調査によれば、国民の二大不安は経済と健康で、年々増える傾向にあるそうです。
不安の解決策は、健康力と経済力を高め、人生を楽しむことでむずかしくないと思います。
不安しか溜まらない日本人は世界一不安で孤独なのだそうで、厳しい若者がより強く感じているそうです。
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不安しか溜まらない日本人は世界一不安で孤独
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将来の不安は感じていてもリスクに備えない人がほとんどだそうですが、十分な備えのためには、
・元気に楽しく働くために健康維持・増進、スマートエイジングに努める
的を射たことの実践がカギで、意外と簡単
・経済力を高める
雇用されない複業=福業を立ち上げる
本業の生産性向上につながり、サービス残業なしで効率よく質の高い仕事をし、見捨てられない働き方にもなり、独立も可能になる
この2つで人生が好転できますので、お手伝いをして喜ばれています。
私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。
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【以下転載】****************************
国家公務員でも不安な定年後
文部科学省が、元高等教育局長の早稲田大への天下りを斡旋した疑いが浮上した問題で、同省が公表した最終調査報告書によると、天下り斡旋など国家公務員法違反が計62件確認されたという。これにからみ、事務次官や教授が退職したほか、文科省は人事課長経験者など計18人の現職職員について停職や減給などの懲戒処分とした。2008年施行の改正国家公務員法で人事課などの職員が他の職員やOBの再就職を斡旋したり、職員本人が在職中に職務と利害関係のある企業などに求職活動をしたりすることが禁じられた。もちろん、補助金を渡す立場の人間が、受け取る側に天下りするのは問題ではある。しかし問題の背景には、規制強化で定年が近づいた職員の行き先が厳しくなっていることがあるようだ。
以前なら最高位の事務次官が決まれば、近い年齢の職員は退職してしかるべき職に天下りしたものであるが、現在は再就職先がないので、退職せず定年近くまで勤め上げるそうだ。公務員の退職セミナーで講師を頼まれることがあるのだが、定年を数年後に控えた参加者からは「民間で働けるのか?」とか「(定年後の)再雇用を受けた方が良いのか?」などの質問が相次ぎ、退職後の不安感の強さが感じられる。
一部上場の大企業でも事情は似たり寄ったりだ。関連会社への天下りが少なくなり、私の外来でも退職後の不安を訴える患者さんが増えた。年金の受給開始年齢は徐々に引き上げられる一方で、多くの企業では60歳で一応定年。その後は1年契約の嘱託で65歳まで再雇用されれば運が良い--。こんな過酷な条件の上に寿命が延びたものだから、蓄えと年金で暮らせるのかと不安になるのは当たり前である。
家庭での不安もつきまとい
さらに、亭主関白で妻を家政婦のように扱ってきた男性は、「定年後に妻に捨てられるのではないか?」という不安にも襲われる。大企業でも倒産したり、吸収合併されたりする「不確実」な時代。定年までしっかり勤め上げればあとは安泰、などという老後は過去の夢物語である。
不安感は時間の余裕がある時に生まれやすい。ある程度お金の余裕があって時間を持て余すと、ろくなことにならないのである。
定年後の男性が陥りやすい三つの悪いパターンがある。
1)毎日の晩酌が昼間から始まり、飲酒を繰り返しアルコール依存になる
2)小遣い稼ぎのつもりで始めたギャンブル、特にパチンコなどにのめり込む
3)飲み屋の若い娘にやさしい言葉をかけられて日参する
昔の「男性三悪行」と言われた“飲む・打つ・買う”というやつである。どのパターンも心身の健康に良くないばかりか、なけなしの年金をつぎ込むので生活が破綻し、熟年離婚の原因にもなる困った行動である。
メンツを捨てれば夫も妻も健康に
「現役時代に管理職をしていたから、簡単な仕事は馬鹿らしくてできない」などと思っているプライドの高い男性は要注意である。定年を迎えた団塊の世代は、高度成長期にがむしゃらに働いてきた人である。この人たちが現役ばりばりの頃には、「亭主元気で留守が良い」という流行語まで生まれた。仕事が生きがいという人も多かったはずだ。その中で定年後に趣味を満喫している男性はほんの一握りであり、仕事人間であった多くの男性は暇を持て余し、うつ状態に陥る。三悪行に陥ることがなくても、そんな亭主が自宅に籠もって妻に生活のすべてを依存しだすと、妻の体調が崩れる“亭主在宅症候群”の原因にもなる。
仕事を続けたい人はプライドを捨て、最低賃金で良いからとりあえず働くことを勧めている。月100時間くらい働けば10万円程度の小遣いにもなるし、三悪行に陥る暇もない。定年後男性の不安を払拭する第一歩は「メンツ・プライドを捨てること」である。
(出典:毎日新聞)