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カテゴリ:CSI:マイアミS7
前回、ちらりと見せてくれたキャラクター・ストーリーは驚きの展開となりました。
いろいろ突っ込むところはありますが、新たに生じた謎に目が離せません。注目のエピソードであることは間違いなし。今シーズンはこの路線で行くのかなあ。 安っぽい場末のモーテル。子供の泣き声やヘリコプターの爆音が聞こえ、宿泊客の様子も様々。マイアミでは珍しくリアリルな描写です。キューバの音楽が流れるのも久しぶりでしたね。 そのモーテルに現在Ericが住んでいるらしい。この間シャワーを浴びていたのはこのモーテルの一室だったのですね。 しかし、Ericは周囲を見回し、自分の車に爆薬が仕掛けられているかどうか確かめるなど不審な動きをしている。一体、Ericに何があったのか? 突然、外で銃声が聞こえてEricの部屋にも銃弾が撃ち込まれる。Ericは外に飛び出すが、犯人の姿はなくプールには目隠しした死体が浮かんでいる。 警察が呼ばれ捜査が始まると、HはEricに「大丈夫か?」と声をかける。気になるのは怪我や犯人のことではなく、やはりEricがなぜここに住んでいるかだ。 Ericはコンドミニアムが改修中で、安いから一時的にここに滞在しているだけ、と明るく答えるがHは納得しない。 "I guess that didn't last long. Huh ?" 「長く続かなかったようだな?」 Hだけでなく、FrankもCallleighもEricの行動を不審に思って心配する。 Ericとしてはあれこれ詮索されたくないから黙っていた訳だが、Calleighは「今でもあなたが怪我するのが心配なのよ。」と気遣う。 一方、Ryanは汚れた壁紙を見て「良い部屋だよな。この色あせた壁紙、女性が喜ぶ。」と皮肉混じりだが、やはり何か隠しているのではないかと察したようで、テーブルの上のあったメモをHoratioに渡す。EricはEnricoという男に1000ドル渡しており、Ryanには嘘をついていた。 Ryanは例の賭をしていたとき、後ろめたい事をしている者の習性で真実を隠していたので、Ericの行動にはピンとくるものがあるという。 Horatioは関与すべきと判断し、Ryanには捜査に専念するように言うと、自らEnricoに会いに行く。EricはEnricoにキューバである法的な書類を手に入れるように依頼していたらしい。 「もし、Ericの身に何かあれば、お前責任を取らせるぞ。」「それは脅しか?」「脅しだ。」 あまりにも強引な物言いですが、Horatioらしいとも言えます。(笑) それにしても、銃撃事件はEricを狙ったものだったのか? プールの死体は大学の友愛会に入ろうとして、別の部屋でイジメを受けていた学生だったが、彼も狙われたのか? 実はEricの部屋に打ち込まれた弾と学生の身体から取り出された弾は別物で、銃は2丁あったわけですね。 ついにEricは最近、Ericは誰かに見張られ、身辺を洗われるなど良くない事が起こっていた事をRyanに告白。 それでモーテルに身を隠していた訳だが、Ericの居場所を知っていたのはEnricoだけ、ということで再びEnricoを訪ねたEricは彼の死体を発見する。 Enricoが手に入れたのはEricの出生証明書だった。事件の関係者であることから、HoratioはEricを捜査から外す。 Dr.プライスもEricに危険が迫っているのではないかと気にする。 凶器の銃が見つかり、学生の死は金がなくなったともめいていたカップルの誤射が原因だったと分かる。 その金の入った鞄を、モーテルの別の部屋に泊まっていたカップルがエアコンの通風口の中で見つけていた。 発見し大喜びした夫は心臓発作で死に、身重の妻が遺された。 妻は夫の障害年金を当てにし、夫を氷付けにしていたのをCalleighが見つける。しかし、これは銃撃事件とは関係なさそうだ。 Calleighは見つかった金からドラッグがらみの証拠を掴み、自分のものであると主張するならカップルに嫌疑をかけるつもりだが、カップルがそれを知らないと放棄したので、金に困っている拾得物として身重の女性に返す。 Calleighは「感謝しなくていいのよ」と言って、大岡裁きのような粋なことをしたわけですね。(涙) そしてついにEricのママが登場! これまでMarisolの結婚の時も彼女が死んだ時も、またEricが撃たれたときも顔を見ることができなかったのに。(爆) そして語られたEric出生の秘密とは? シーズン1で、Ericを妊娠中のママとロシア人のパパがより良い生活を求めて、キューバからアメリカへ渡ったという話がありましたが、真相はそうではないらしい。 Ericが取り寄せた出生証明書はキューバ政府のもので、Ericはキューバで生まれており、父親の名前はアレキザンダー・シュローバとなっていた。 実の父について、ママは涙を浮かべてキューバの工場のボスだった「悪い人」で、「あれは間違いだった。」と言う。「お願い。もう聞かないで。あなた命を狙われているの?」 その男はもう存在していないらしい。Ericは辛い過去を打ち明けたママを気遣う。 しかし、Ericはやはりシュローバに狙われていた。HoratioとRyanは殺し屋の女を捕らえるが、彼女からシュローバの情報を得ることはできなかった。 Horatioは「これはまだ始まったばかりだ」という。 なぜ、Ericの実の父親は息子を殺さなくてはならないのか? 第4話のロシア人ファイトクラブのオーナーがここで関係してくるのか? Ericの現在の父であるDelektorsky氏は、息子の出生の秘密を知っているのか? 謎が謎を呼びます。 それだけでなく、キューバの出生証明書に「4-8-94」と書いてあるのはまさか94年生まれですか? いや、受け付けられたのが94ということですか? CSI:FilesのBBSによると”Certificacion de necimiento”という表現は明らかに間違いで、キューバなら"certificado"のはずだとか、いろいろと盛り上がっておりました。次週以降気になりますね。 このエピソードでRyanとEricがわだかまりをなくして完全に仲直りしていたのが良かったと思います。Ericも複雑なキャラクターになりましたね。 一見関係なさそうな宿泊客がそれぞれ関連していて緊迫したエピソードでしたが、唯一笑わせたのがFrankがまたまたCalleighのお尻を拝む恩恵にあずかったこと。 「ちょっと持ち上げてくれない?」ちらりとおへそも見えましたし、サービス満点でした。(爆) 身重の女性を演じたのは、CSIのブラス警部の娘や「スーパーナチュラル」のメグを演じたNicki Lynn Aycox、CSI:NYにも出演したCorin Nemecはスターゲイトの頃に比べて随分イメージが変わりましたね。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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こんにちは。
いろんなエピソードが盛り込んでいるなかで、デルコの出生の秘密が絡んだエピソードにはもう驚き。 黒幕の正体はまだわからないっぽいけど、今後引っ張っていくんでしょうね。 女殺し屋が乗っていたオートバイではありませんが、3年ぐらい前に仕事中で、後輪が2つに前輪が1つの自転車を見かけたことがあります。仕事のは逆ですが。 (December 13, 2009 01:45:08 PM)
>デルコの出生の秘密が絡んだエピソードにはもう驚き。
シーズン1で出てきた設定が今頃やっと生かされるのか、という感じですね。曰くありそうな家族なので早く詳しいことが知りたいです。 マイアミはキャラクターの設定がしっかりしていますよね。 これまでホレイショにあまりに重きを置いたため、いじりすぎて意味不明になってしまいましたから(爆)、これからは適度にキャラクターを分散してストーリーを作り上げていってほしいものです。 >後輪が2つに前輪が1つの自転車を見かけたことがあります。 それ、うちのご近所で乗っておられる方を見かけます。安定していて危なくないですよね。 (December 13, 2009 11:12:09 PM)
> 注目のエピソードであることは間違いなし
前シーズンからの繋がりもあり目が離せません。 > 犯人の姿はなくプールには目隠しした死体が浮かんでいる この死体はサスペンス性が強かったです。 モーテルが舞台だといろいろなシチュエーションがてんこ盛りで実に面白い! > "I guess that shouldn't last long. Huh ?" 吹替では「ほんの束の間だったな」 その前の「何故ここにいるんだ?」と合わせてHは少々怒っている感じがしてしまいました。 > Ryanは例の賭をしていたとき 彼のこの過去はこれから何かにつけて出てくるのかも(笑) 今回も有効に使われたと思います。 > Calleighは「感謝しなくていいのよ」と言って、大岡裁きのような粋なことをしたわけですね 毅然とした捜査や物言いでしたが最後は情のある締めくくり。 これぞツンデレですね(爆) > そしてついにEricのママが登場! ビックリしました! マリソルも歳をとるとあんな感じになるのか…(爆) > 彼女からシュローバの情報を得ることはできなかった 私は吹替も楽しんで見ている方ですがここはいただけません。 だって「断る!」「知らないようだ」というセリフ回しの憎たらしことといったら… 完全にひいてしまいました(涙) > このエピソードでRyanとEricがわだかまりをなくして完全に仲直りしていたのが良かったと思います 横柄な態度が鼻につくと言われているウルフですが(特に吹替版)彼なりの気配りが伝わってきました。 デルコとの関係は親友との馴れ合いみたいなものはありませんが、彼なりの仲間意識を感じさせてくれると嬉しくなります。 (December 21, 2009 09:54:24 PM)
>吹替では「ほんの束の間だったな」
>その前の「何故ここにいるんだ?」と合わせてHは少々怒っている感じがしてしまいました。 すみません、DVDの字幕で確認して違っていたので訂正します。 私は自分で台詞を聞き取って書いていますので、間違うことが多々あります。間違いは暫時修正していきますので、あしからずご了承下さい。 「長く続かなかったらしいな。」 この、語尾の"Huh ?"は、憎たらしく聞こえるかも知れませんが、一番信頼してくれるはずの自分に嘘をついているのが見え見えで、確かに苛立っている面はあると思います。 ただ、怒っているよりは本当は何があるのか教えてくれ、力になる、というHoratioの気持ちが前に出ていると思いました。 >これぞツンデレですね(爆) なるほど、そう言う使い方をするのか。(笑) >マリソルも歳をとるとあんな感じになるのか…(爆) マリソルは父親似かも? でも、ママは苦労人で優しそうな人でしたね。泣かせちゃダメだぞー。 >だって「断る!」「知らないようだ」というセリフ回しの憎たらしことといったら… >完全にひいてしまいました(涙) 駆け引きの場で憎たらしいのは、Horatioの独断場ですのでここもそうなのかも知れませんが、もっと感情抜きでビジネスライクにしゃべっていますね。 彼女が情報を持っていないと察知した以上、さっと切り上げて取引を却下するべきでしょう。 だから"No deal." そこで、「いやーだよ、あっかんべー」みたいに言う必要は全くないですね。この先の彼女の利用価値はないのですから。 そういうところまで、計算してカルーソが演技しているところをきちんと吹き替えてもらえると良いのですが。 (December 22, 2009 08:33:38 AM) |