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シーズン6がスタート。
しかも、毎回新エピソード2話というので、FOXさんはどれほどのスピードで「こなしていく」つもりなのか、きっとこの先シーズン7、8も控えているのでしょうね。レビュー追いつけるかしら。(爆) 今回はすぐに展開は読めましたが、日本との違いを感じさせられましたね。 子役がまた上手いの、本当に凄いですね。 公園で6才のパティがバイクに乗った若い男に連れ去られそうになった。強引に髪を引っ張ったという。その男は行きつけのスーパーでもパティに声をかけており、どうやらパティをつけ回しているらしい。スーパーの店主は、その時の不審な車を目撃しており、中年の男と2人いたという。 車を手配していると、パティの小学校で車が目撃され、張り込んでいたSVUが容疑者を逮捕する。 中年の男は私立探偵で、依頼を受け連れ去られた子供を保護者に戻す賞金稼ぎのような強引な仕事をしていた。少年はその助手で、合法な仕事で依頼人の名前は明かせないという。 しかし、厳しく調べたところミシェル・オズボーンという女性から4年前に娘が行方不明になったのを連れ戻して欲しいという依頼を受けたという。 ミシェルによると、娘のアナが夫と来るまで出かけた時にいなくなり、警察に届けたが無視されたという。その後、以前良く行っていた公園で偶然パティを見て、自分の子供だと確信したという。Dr.フアンはミシェルが歪んだ現実に捕らわれており、罪だと感じていないと判断する。 SVUは誘拐の共謀でミシェルも逮捕するが、その後の調べでアナは父親と一緒に交通事故で死んでおり、出生証明書ではアナとパティは2週間違いで生まれていたことが判った。 保釈後接近禁止命令が出ていたミシェルがまたパティに近づいたので、再逮捕するが、DNA検査でアナは自分の子供だと証明されたという。 しかし、詳しく調べるとミトコンドリアDNAの一致で、パティとアナは姉妹、ミシェルとパティの母親サラが体外受精を受けていたことから、ミシェルの卵子をサラに着床させた可能性が出てきた。それを聞いたパティの両親はミシェルの同情し、接近禁止命令を取り下げることにする。 手術を行ったノートン医師から事情を聞いたところ、ミシェルは受精卵を提供する同意書にサインをしたというが、ミシェルはそんな覚えはないと言い、騙されたという。 ノバクはノートン医師による法的文書の改ざんは認められても、窃盗罪では追及できず裁判が難しいという。 しかし、ミシェルに同情したオリビアに動かされて、ノートン医師が日常的に他人の受精卵を使って金儲けをしていると追及する。 記録を調べると、成功率の高いミシェルの受精卵がサラに使われたことが判った。 その後、ミシェルがパティを連れ去りまた逮捕される。自分の子供だと認められれば、法的にも親権を主張できるというミシェルに、サラはパティを諦めて欲しいと嘆願する。 しかし、ミシェルは取引を断り裁判となった。 悩んだノバクはソロモン王の逸話をヒントに、パティを証言席で厳しい質問に遭わせて、ミシェルはもう苦しめないでやって欲しいと裁判の取り下げることにする。 その後、ミシェルの受精卵を使って他に3人の子供が生まれていることが判った。 自分の子供だと訴え出た母親が2人。 ソロモン王は、どちらも譲らないので、刀を渡して半分にせよと言い、実母はそんなことはできないと引き下がったというあの話ですね。 本当の母親なら子供の幸せを願うはず。 それまで、常軌を逸した雰囲気のミシェルだったのでその展開はできすぎだと思いましたが、とにかく離婚後300日以内に生まれた子供は前夫の子供と「見なす」という日本とは大違いですね。パティの場合は、親権はサラの方に行き、18才になればパティ本人が親を決めることになるという。 ノートン医師はあくどい金の亡者で、他人の受精卵をその人のものだと偽って産ませて、ミシェルもサラもみな被害者ではあるのですが、一番の被害者はパティではないでしょうか。 それでも陪審員が実子であると認めると、生木を裂かれるように今の親子は引き離されることになるというのですから(それが法的に正しい)、感情的に納得できません。 科学技術が進むとこういう可能性も出てきて、受精卵は物なのか、人なのか納得できるような解決法を探さなければならないでしょうね。 さすが、SVUらしい問題提起型のエピソードでした。 今週はシーズンプレミアにふさわしく、カーチェイスもあって、派手でしたね。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 25, 2010 07:18:07 PM
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