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カテゴリ:Dr.HOUSE S3-8
レギュラー陣のそれぞれのストーリーが並行して進むのが興味深かったです。
メインの患者はハウスの症状と重なる症状で、ハウスは自分の将来をそこに見たかも知れませんね。 ゲストにスタートレック・エンタープライズのAnthony Montgomeryが出ていました。ほんのちょっとしか見られませんでしたが、とても懐かしかったです。 ハウスの足の痛みはさらに強まっている。体調が悪く早退したところ、自宅で水漏れが起こり、ハウスは保険を適用しようとあれこれ手を回す。 No.13とフォアマンはクリスマスにキスしてからぎこちない。ディナーに誘おうとするフォアマンにNo.13は、他人を自分の治療に巻き込むのは嫌だとつきあいを断る。 キャメロンの勧めで、全身の激しい痛みに耐えかね、自殺未遂したジェフを診断することになった。腹痛から始まり、頭痛と断続的な筋けいれんで、3年間に7人の医者に診てもらったが原因がわからないという。 タウブは心因性を疑い家族も含めて問診を行い、鬱病だという。自宅から大量のウズラ肉が見つかり、横紋筋融解症ではないかという。全身の生検を行おうとすると、途中で心停止を起こしてしまう。 腫瘍があるかどうかMRIで調べると、体内に空気が漏れている事が判る。血管形成を行おうとするが、ハウスはジェフ本人が点滴のチューブを噛んで穴を開けているのを発見する。ジェフは死なせてくれと訴える。 糖原病を疑い、検査を始めると突然痛みの場所が移動する。脳に原因があると見て、ハウスは患者の中枢神経系を切り離す危険な検査をしたいとカディに申し出る。 しかし、その検査でも体の痛みはゼロにはならない。さらに、ジェフは息子に手伝わして、3度目の自殺を試みる。息子は父親が苦しむのを見ていられないと、死なせてあげて欲しいと訴える。 フォアマンは鎮痛剤を多用したことにより、痛みの原因がなくなっても薬を飲むと痛みの原因だと脳が混乱しているのではないかという(オピオイド誘発)。ハウスは全ての投薬を中止させ様子を見るが、全く効果がない。ジェフの妻はこれ以上苦しませないで欲しいと退院を求める。 ハウスは脳波には現れない深部の脳で、てんかんの発作が感覚野に広がって痛みの神経伝達回路をつなぎ替えればジェフの症状はあり得るとして、てんかんの治療をさせる。 フォアマンはわざとNo.13の治験のスケジュールを変えて、治療の進んでいる患者を見せて希望を持たせようとする。No.13も次第にフォアマンに心を許し始めたが、フォアマンはNo.13には偽薬が与えられていることを知る。 カディは養子をもらうために、慣れない育児をしながら福祉局の自宅訪問を受ける。がんばりすぎて仕事にも影響が出てきたため、カディはキャメロンに仕事の一部を引き受けてもらうことにする。 股間を掻く配管工を見せるためにわざわざ水漏れ事件を作ったわけではないでしょうが(笑)、バスタブに浸かるハウスのサービスショットありで、結構おいしいエピでした。(爆) negligence(使用者の不注意による過失)では保険は適用されないと言われ、意固地になったハウスはぼやを起こしてみたり、その道のプロの弁護士の名前を勝手に使ったり、配管工に賄賂を渡したりと何が何でも保険を適用させたい。 でも、水漏れの原因はハウスが風呂に入るときに、シャワーのパイプを手すり代わりに掴んで緩めてしまったからなのですね。これは、痛みが増している現状を表しているようで、切なかったです。 患者のジェフはハウスを見てすぐに同じ苦しみを持っていると察し、そのうち薬が効かなくなるぞ、君は一人だから痛みに気兼ねなく耐えられるんだ、自分は家族がいるので重荷になりたくない、と言いました。 だから息子まで父親の自殺を手伝おうとする、これは非常にショッキングでした。 ホスピスなど、終末医療ならそういう話題もあるかも知れませんが、他の医者なら認めないでしょう。 痛みのわかるハウスだからこそ、家族の望みを聞こうとしたというわけですね。 でも、ハウスだからこそ痛みの原因を突き止めたいとがんばるはずですよね。ハウス自身も、痛みから解放される日を望んでいることでしょう。そうなると良いですね。 No.13とフォアマンはお互いに思いを抱いていて、タウブとカトナーには悟られてしまったらしい。どれだけこの2人は敏感なのか。(爆) でも、将来は決して楽観は出来ないということですよね。 彼女に与えられているのが偽薬なら、治療は全くなしということになり、それを知っていてもNo.13には真実を伝えられないフォアマンは苦しむことになるのでしょうか。 カディの新米ママさんぶりは微笑ましい限りですが、明らかに赤ちゃんは人形を使っているのが見え見えで、ちょっと興ざめ。 完璧主義はだめだよと、ウィルソンの優しいアドバイスがあったのが良かったですね。育児で、彼女のキャラクターも深まっていくと良いですが。 キャメロンの出番をこういう形で増やしてくれるとうれしいです。できればチェイスももっと増やして欲しいです。 タウブが自殺をしようとした患者に批判的で、カトナーが追求しまくっていましたが、過去に周囲の心配をかけたのはタウブ本人だと分かり、細やかにキャラクターを掘り下げておりました。 次週もいろいろありそうですね。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 29, 2010 08:04:53 PM
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