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カテゴリ:CSI:マイアミS8
『スプリングブレイク』
Spring Breakの若者たちのばか騒ぎというのは、一体何回目なのか、マイアミの場合は季節のエピソードなのかも知れません。でも特に目を引くストーリーでもなく、まあまあというところでしょうか。視聴率もついに裏番組の「キャッスル」に大きく水を空けられるのが当たり前になってきましたね。かつての月曜10時の王者は今何処に? Emilyが風邪を引いているような声で辛そうなのが気になって気になって。それでも、腹筋が割れたピチピチのイケメンたちには思わず目を奪われましたが。(笑)出番は少なかったですがHoratioの萌えシーンはありましたね。 スプリング・ブレイクで賑わうホテルで洗濯機の中で見つかった若い女性、プール脇のモニュメントに串刺しになった男性、そしてビーチで首まで埋められ死んでいた男性。3つの殺人がやがて関連して行きます。チームはCalleighとFrank、JesseとRyan、WalterとHoratioに別れて並行して捜査を行う。 Calleighは誰がこんな酷いことを、とシリアスですね。「私たちが彼らの愚行の後始末を引き受けることになる」と、オープニングのone-linerはCalleighでした。 浜に埋められた被害者はおそらく酔っぱらった末のいたずらだったのだろうが、波打ち際で潮が満ちて溺れたと思われる。 3名とも身元がわからないまま、まず串刺しの被害者がガラス越しにフレアガンを撃たれている事が判ったので、Horatioは該当する上階の部屋へ。 部屋の借り主は人を撃った覚えはない、誰か判らない男が酒をぶちまけ、手が付けられなくなったために脅そうとしたと認めるが、それは被害者ではないという。曖昧な言葉を繰り返す男に、Horatioはいつものように不信感ありあり。お小言じゃないが、言いたいことはWalterが言っていました。「奴は絶対嘘をついています。」「私も同感だ。では証明しようじゃないか。」 フレアガンを試し打ちするのに、Horatioはなぜそんなカッコを付けるのか。(萌) 屋上からダミー人形を投げる時も、まるで現実味がなくて羽でも撒いている様です。 しかし、何度投げても遺体の落下位置が合わない。 屋上から押されたとして、そこまで届かない。でも、Horatioはすぐに気付く。映画「マグノリア」の冒頭にもありましたが、落ちていく途中で何という偶然か、フレアガンに当たったらしい。従って撃った男は犯人ではない。Walterは屋上で何があったのかを調べる事に。そこでVIPブレスレットを見つける。 3人の検屍を任されてMEのTomは大忙し。そのせいで今週は生き生きとして出番が多かったです。 頭蓋骨に残る傷を見せるために、頭の皮をペロンと剥いたのにはドキリさすがに引きました。(笑) 女性の遺体からカードキーが見つかり、宿泊者のCourtney Haywoodから話を聞くが、案の定「お酒飲んでたし、覚えていなーい。そういえばビーチでカードキーを落としたかも。届けなきゃいけなかった?」と非協力的な態度で非常に怪しい。Frankが美人に弱いのか、歯切れが悪いのが気になります。 浜に埋められていた男は、あごも蹴られていて、しかもフレアガンの発射残渣が付いていた。つまり、最初の部屋の男Dean Butlerが撃って脅した男「ポール」だった。 女性の被害者は着ていた服の飾りに付いていたクラブの用心棒の指紋から、Alexis Wilkesと判る。屋上に落としたブレスレットを調べに来たWalterと、Dean Butlerが撃った男のことを聞きに来たJesseが、この用心棒のところで鉢合わせ。 最近のマイアミらしく、笑いを取るシーンでした。(笑) Alexisは酒に酔いべろべろだったので、用心棒に追い出されたというが、他の男性被害者の名前はわからない。Alexisはホットなブロンドガールと一緒だったらしい。 ところが、Alexisの部屋に行くと血だまりがあり、なんと残りの被害者2人とは同窓生だったらしいと言うことが判る。大学に確認したところ、串刺し男はBrad Donner、埋められた男はPaul Arnettで、3人とも素行が悪い。 しかも、3人が太ったブロンドガールをベッドに誘い、騙したいたずらを動画にしてSNSにアップロードしていたことから、訴えられていた。彼女には3人を殺す動機があると考えられる。 Frankはなぜこんな事をして人を貶めなければならないのか、腹立たしいと、今回はCSIチームは羽目を外した若者たちに非常に厳しい目を向けていました。 屋上に落ちていたブレスレットはHillary Swansonのものだったが、HillaryはBradを殺していないと言い、屋上にはもう一人の女性がいたと証言。それがCourtney Haywoodだという。 Paulのシャツからブロンドの毛髪が見つかり、Hillaryもブロンド。Alexisがブロンドガールと一緒だったことは判っているので、Hillaryの髪の毛のDNA検査をしたいが、提出を拒むという。 ということで、謎のブロンド毛髪を頼れる男Traversが調べることに。彼の沈着冷静さは捜査がオーバーヒートしたときには、清涼剤となって正気を取り戻させますね。 ブロンドはブリーチしたもので、副作用として食欲を抑えることができるという、ニキビ治療薬が検出された。Bradを訴えていた動画の女性はJill Quinnと言い、半年前から行方が判らない。 今週もイェイ!、イケメンAVガイのBentonがJillの画像を編集すると、それはなんとCourtneyにそっくりでした。 このネタはNYにもありましたね。太っていた時にいじめられて、あとで必死で痩せていじめた奴らに復讐するという話が。ブロンドのDNAとCourtneyのDNAが一致。 ここからは人の心の痛みがわかるHoratioの担当ですね。決して厳しくは追及しません。 Jillは3人に酷い目にあい、恨みを晴らすために名前を変え外見を変えた。しかしそれは終生刑務所で過ごすことに値するのかどうか。 Jillは笑みを浮かべて「ええ」と答え、後悔はなさそう。Horatioは「Fair enough(それならけっこう)」と、あきらめ顔でした。 3人も酷いが、彼らはほんんとうに死に値する人間だったのかどうかは、CSIには決めることはできない、そういうエンディングでしたね。 なぜか今週もNataliaが出ていなくて、Horatioは多分先週の親子エピの撮影のために出番が少なかったのでしょうが、Frankの台詞が多かったのが良かったです。(笑) ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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