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カテゴリ:NUMB3RS
動物愛護を極端な形で推し進めテロ活動をする環境保護団体に対しては、犯罪は犯罪として対決する一方で、「私はベジタリアン」をいうのを強調したりして、こういうエピソードを見ると国民性の違いのようなものを感じます。(爆)
ゲストに歴史ドラマ「ローマ」に出ていたポリー・ウォーカーが出ていました。 彼女は「バトルスター・ギャラクティカ」のスピンオフ、Capricaで圧倒的な存在感を見せていたのですが、今回もただ者ではない雰囲気を漂わせています。改めて凄い人だなと思いますね。 科学大(Cal-Sci)で動物実験を行っているラボに、動物虐待反対を訴えるグループが押し入り、研究動物を逃がし施設を破壊する。そしてたまたま居合わせた研究者ネルソンを殺してしまう。チャーリーやラリーは同僚の死にショックを受ける。 現場には手作りの爆発物が残されており、ドンは周囲にはネルソンの死を伏せた上で地元の動物愛護団体を探るように命じる。 チャーリーは過激な活動家を捜し出すための検察システムをアミタと作る。容疑者の情報収集のためリズとニッキーが活動家の集まるネットカフェに潜入する。 国際的な環境テロ組織のARRのサイトでは、同じ科学大のローナの名前を上がっており、すでに嫌がらせを受けているという。大学では警戒を強める。 チャーリーらは科学の発展のために実験のために動物が犠牲になることについて、改めて考える。 今回の襲撃を撮影した動画がサイトに上がり、大学では覆面をした学生たちがパフォーマンス(フラッシュモブ)を行う。その騒動に紛れて、また研究室が爆破されてしまう。 現場で一名を逮捕し話を聞いたところ、掲示板を見てフラッシュモブに参加したと認める。 掲示板で呼びかけを行ったのは、科学大の学生ジョシュ・スキナーと判る。ジョシュは統合失調症を患っており、最近は薬を飲んでいないという。ネルソンを襲撃したのはジョシュと判る。 シンクレアとニッキーは数学の授業を受けているジョシュを逮捕に向かう。 ジョシュは追われていると察して仲間と逃げ出し、途中で警備員から奪った銃で動物を使って実験をしている教授を撃ち、人質にしてラボの一室に逃げ込む。 シンクレアとリズが交渉しようと試みるが、妄想的になっているジョシュは態度を硬化させる。偶然隣の部屋にいたローナがFBIに情報を送る。ドンはラボの配管スペースからリズを侵入させることにする。チャーリーはジョシュの論文を分析して人格の背景を探る。 ジョシュは動物を扱う研究者の謝罪を撮影してネットに流すため、カメラを要求する。ドンとニッキーがカメラを持って入ったところ、混乱したジョシュがニッキーに残るように命じる。ニッキーは銃を向けたまま説得を続ける。 怪我をした教授を心配したローナがラボに飛び込んで緊迫した状況が続くが、動物を人間よりも優れた存在と見るジョシュに、チャーリーが犬を利用して油断させ、突入し逮捕する。 ドンは人質を取った犯人との交渉について何も判っていないと、ニッキーに訓練を受けさせることにする。 動物愛護の過激派の組織を告発するのかと思ったら、病気のせいで動物が神のように語りかけるという犯人を取り押さえるという展開は、ちょっと残念です。 あれでは心神喪失か何かを認められて罪が軽くなってしまい、主張のために手段を選ばずという事について論ずることができないです。ちょっと宗教と置き換えているような感じでしたね。 実験に使うのが許されるのはどの動物までなのか、どこで線引きをするのかという会話がありましたが、薬の開発では安全を確認するためにテストをするのはやむを得ない。それがあるから科学が発展して人類は恩恵を預かってきた。 そして人間が生きるために動物を食物にするのは当たり前、自然な姿です。我々は生き物の命をありがたくいただいて命を繋いでいる。だから、「いただきます」と手を合わせて感謝の気持ちを示している訳です。 動物を実験に使う罪悪感からベジタリアンになる、それも判りますが、何だかごちゃごちゃになっているように感じました。 でも、チャーリーやラリーらは初めて命の危険を感じたというのはリアルでしたね。数学や物理学は命を扱わないですからね。 ところで犯人には嘘を言っても構わないというニッキーに対して、ドンが随分厳しかったですね。長年犯人との交渉を経験してきたドンならではの発言だったのでしょうか。 ラストに女子4名で夜のテニスを楽しんでいる様子がいつもと雰囲気が違って良かったですね。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 3, 2011 08:45:57 AM
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