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カテゴリ:NUMB3RS
以前、大金を横領したブルーム捜査官が意外な立場で再登場。コルビーの家族の話もあって良かったですね。
それと、いよいよ次のシーズンフィナーレへのお膳立てが整いました。 覆面をした3人組の銀行強盗があり、現場を見たニッキーは新人の頃にあった未解決強盗事件と手口から何から酷似しているという。犯人は最初に警報システムを切るために人を雇って、犯行現場で殺してしまうため、証拠が何も残らない。 当時の担当捜査官は、8ヶ月前に連続詐欺事件で1000万ドルを横領したとして首になったロジャー・ブルームだった。 コルビーとニッキーがブルームから情報を得ようと会いに行くが、ブルームは首になったことを根に持っていた。それでも、当時調べていた容疑者はすでに死亡していると話す。 チャーリーは検索アルゴリズムを使って、過去の未解決強盗事件を分析する。その結果、他にも過去の強盗事件とそっくりな事件が最近起こっており、どうも模倣犯がいるらしい。 注目するべきは、類似点よりも似ている中での相違点だという。さらに、それらの事件のファイルが引退したはずのブルームが3週間前に貸し出していたことが判った。 FBIに呼ばれたブルームは、ドンの事情聴取に対して何も語ろうとしない。 数日前からの銀行の監視ビデオを見ていたところ、ブルームの姿があった。ドンはコルビーとニッキーにブルームの家を密かに調べるように命じる。 コルビーはブルームに対して同情的で、ニッキーには若くして事故死した父親がたった一度のミスで首になった話をする。 ブルームは過去の事件の詳しい資料を持っており、次に狙われる銀行を探っていた。ドンはブルームには何も知らせずに泳がせて、現場に現れるのを待つ。 すると、やはりブルームがターゲットの銀行に現れるが、そこに覆面をした3人組の犯人が到着し、ブルームが発砲して阻止しようとする。待機していたFBIが加わって銃撃戦となり、1人を確保、2人は逃亡する。 ブルームは5ヶ月前からこの強盗事件を調べており、ドンは重要な情報を知っていながらFBIに通報しなかった罪でブルームを逮捕する。 チャーリーは、犯人グループがどうやって過去の事件の詳細を知ったのかという疑問に、刑務所で当時の犯人から話を聞いたのではないかと説明する。しかし、該当者を特定する材料がない。 また釈放されたブルームは、同情的なコルビーに汚名返上のために捜査を手伝わせてくれと頼む。コルビーはエプス家にブルームを連れて行き、これまでの情報を分析する。 模倣犯とオリジナルの事件の犯人が接触したのは、ブルームによるとロンポック刑務所ではないかという。銃撃戦で負傷した犯人の一人が死体で見つかり、その犯人の兄のテディがロンポック刑務所にいたことが確認されたため、自宅に向かう。 テディはすでに逃げた後だったが、そこに過去の事件の資料があり、次のターゲットが判った。その事件では、毒ガスを使って11人が殺されており、FBIは毒ガスが神経ガスだろうと見て、入手先を洗う。 すると海外から集めた化学兵器を処理する施設があり、6週間前、そこでガスが盗まれる事件があった。容疑者の警備員は拘留中で、シンクレアとニッキーが盗んだガスの場所を吐かせる。 ガスは商店の並ぶ一角にあり、一般客を巻き込まないように制御しながら突入の機会を待つが、相手に気づかれたため店に突入する。テディはガスを持って脱出し、FBIに囲まれたために、通行人を人質を取るが、ブルームが現場に飛び込んで逮捕に持ち込む。ブルームとコルビーは心を通わせる。 チャーリーは大学のオフィスを与えられて、まだ自分の将来に自信を持てずにいたが、アミタの度重なる励ましやドンの宿命に縛られる事はないというアドバイスに、ついに吹っ切れる。 アミタはどんな将来であっても、変わらずチャーリーを愛していると答えるが、そこに暴漢が現れ、アミタを誘拐していく。 最後はまさかの展開でびっくり、どっきり。 あれだけ警察無線を片時も離さず、犯罪が起これば自分が解決しなければならないんだと使命感に燃える(宿命を重く受け止める)チャーリーが、自由に生きればいいのだと納得し、数学者の先輩たちのように、後世の学問の担い手に手紙を残そうという気になったところでの、ショッキングな出来事だけに、本当に辛いです。 そして、言ってみればチャーリーのプロポーズにアミタが答えたようなタイミングだったので、正に悲劇。 何が目的なのか判りませんが、チャーリーを殴ってアミタを誘拐したということは、FBIへの挑戦というよりも、チャーリーに要求することがあるのでしょう。 どんなことがあっても、次の回でドンを中心として事件を解決して欲しいですね。 一方、ドンの命令に不服従なコルビーは、父親とブルームを重ね合わせたのか、最後はまるで息子のように接していましたね。 ブルームも仕事一筋で数々の表彰を受け、使命感のある人だった。たった一度の過ち(それもすでに金は返している)で十分に反省していたでしょう。 一発逆転という意味合いもあったかも。 いずれにせよ、ドンは仕事の上ではいつも厳しいですね。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 24, 2011 02:31:50 PM
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