|
カテゴリ:NCIS~ネイビー犯罪捜査班 S7-9
『ギブスの掟』
ヴァンス局長は大忙しでしたね。 これまで嫌な上司でしたが、次第に良い人になってきたかも。 それにしても、盛りだくさんでしたね。 前話の続き。 ディーンに捕らえられたギブスは、レイノサ・カルテルのトップ、パロマの元に連れて行かれる。パロマはギブスが父、ペドロ・ヘルナンデスを殺した張本人だということを知っていた。 ヴァンス局長はベル大佐と傭兵部隊の追跡をメキシコ政府のアレハンドロ・リヴェラに依頼したという。ヴァンス局長は、ハート弁護士には通さないよう、マクギーに念を押す。 すでにベルの切断された遺体が発見され、マイク・フランクスの家の周辺で他にも遺体が見つかっていることからサンディエゴのNCISチームを派遣し、遺体をアメリカ国内に運ぶよう手配する。 パロマはギブスがヘルナンデス殺人で有罪だと明らかにするかわりに、カルテルの仕事(運び屋)を手伝うよう迫る。 俺が有罪なら証明してみろというギブスに、パロマは言うことを聞かないのならギブスの周囲の人間を殺すのみだという。 パロマはマイク・フランクスの指を見せ、最後はギブスの父親を殺すという。 トニーとジヴァはヴァンス局長の命令でメキシコへヘルナンデスの遺体を返却に向かう。 ヴァンス局長はギブスを連れ帰っても良いと、暗に認める。 パロマの元に、リヴェラが率いるメキシコの警察が突入し、ギブスを救出する。 しかし、ギブスがアビーのヘルナンデス事件のレポートを読んでいないと知ると、リヴェラは車をパロマの家に戻す。 実はリヴェラとパロマは姉弟で、リヴェラはギブスを裁判にかけたがっていた。 ギブスを父の敵として銃を向けたリヴェラだったが、ギブスは人殺しの気分を味わいたいのなら今すぐ俺を殺せと居直る。 メキシコに到着したトニーとジヴァの前に、ギブスが現れた。フランクスは一足先に家を出ているという。 リヴェラとのことは何も語らないギブスだったが、密かに父親のジャクソンにすぐに逃げるよう、連絡を入れる。 ベル大佐の遺体から取り出された弾丸は、ギブスの銃で撃たれた事を示していた。 しかし、首を切り落とした凶器はメイシー捜査官を殺したのと同じで、ダッキーは犯人はディーンではないかという。 何者かがギブスを陥れようとしていると思われるが、それにしてもなぜギブスはディーンを見逃したのか。 ヴァンス局長は勝手にいなくなり戻ってきたギブスが何もしゃべらない事に激怒する。 メキシコでのディーンらの動きを探っていたマクギーが、まもなくベル大佐所有のジェット機がヴァージニア州に到着する事を知り、トニーが指揮を執るNCISチームは空港でディーンらを待ち伏せる。 リヴェラも国を出たという。 マイクの指を調べたアビーは、確かにマイクの物であると認める。ただ、切り落とされたというよりも、撃ち落とされたという。 空港で銃撃戦となり、ディーンやカルテルのメンバーは射殺される。 ギブスはメキシコからの荷物を預かり、後ほど中身を見ずにリヴェラに手渡す。リヴェラはそれをヴァンス局長へのプレゼントだという。 リヴェラはNCISがベル、ディーン、メイシー殺しの全ての罪をディーンに押しつけたことに満足していた。 ヴァンス局長は2人の間に何があったのか、知らない振りをするが、ギブスの様子を見て脅されていると察し、マイクを仕掛けていた。 しかし、リヴェラはしっぽを出さす、アビーのレポートが調査委員会に提出されていることを知って少し驚いた様子で去っていく。 ギブスは荷物を運ぶのは信用できるかどうかカルテル側に試されていたと言い、フランクスについては行方が判らないが、きっと生き延びているとヴァンス局長にいう。 ヴァンス局長は密かにトニーにメキシコのリヴェラを監視するよう命じる。 ギブスの前にハート弁護士が現れ、アビーのレポートが手元にあるが、法の執行者としてこれを見逃せないという。これが公になればギブスは終わりだが、今まで知りたかったギブスの事がわかり、もし裁判になればこれで弁護をすることができるという。 ジヴァは晴れてアメリカ国籍を手に入れる。 トニーはメキシコでフランクスと遭遇する。フランクスは代わりに自分がリヴェラを監視するという。 ギブスは妻と始めたギブスルールを見直す。 その頃、ジャクソンの元にパロマが現れていた。 いろいろルールが出てきましたね。 No.27 尾行には2方法ある。気づかれずに行くか、気づかせて行くか。 No.13 弁護士は巻き込むな No.44 何よりもまず女と子供を隠せ。 No.51 時には間違うこともある。 最後のは新たに付け加えられていましたが、ルールは妻のシャノンとの間で生まれたというのを思い出しました。 ヘルナンデスのことが捜査対象になればギブスも仕事を失うことになるかも知れませんが、少なくとも彼はやったことについては後悔はしていないでしょう。 むしろ「清々した」という印象のギブスでした。 ハート弁護士もある意味、自分の仕事に徹底する人で、ギブスのために力を尽くすつもりがあるというのだから、良かったかな。 問題はパパ・ギブスの命が危ない?!というラストシーンですね。 一応はリヴェラを信じさせたのだから、今回はご挨拶程度でさっさと帰って欲しいですが。 FOXでは12月にはシーズン8が放送されるので、長く待たなくて済みますね。 ところで、みずから「カサブランカ」を持ち出し、ギブスがリックで、自分がヴィシー警察のルイだというヴァンス局長、これまでにない歩み寄り。 元々、ギブスとジェニーのパリでの話は「カサブランカ」のリックとイルザの関係を思わせていたので、NCISらしい小ネタだったなと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[NCIS~ネイビー犯罪捜査班 S7-9] カテゴリの最新記事
|