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カテゴリ:NCIS~ネイビー犯罪捜査班 S7-9
『バードソング作戦』
1シーズンに何回合同捜査があるのか、またまたFBIのフォーネル登場。 おじさん同士がつるんでいるのは微笑ましいですが、アクションが少なかったかな。犯人は出てきた瞬間にすぐ判りました。 「Alias」のCarl Lumblyが出てきましたが、なるほど諜報機関つながりか。(笑) 山中でパトリック・ケイシー少佐が遺体で見つかる。複数の銃創があり、射出口がないことからダッキーはホローポイント弾ではないかという。 財布などは残っており、ケイシー少佐が書いたと思われる「バードソング」という血のりの文字が残されていた。 ケイシー少佐は国防情報局(DIA)に出向していて、機密の任務に就いていたと思われる。 上官のヒンドリー大将は口先では協力すると言いながら、機密情報を楯に何も語ろうとしない。 検死の結果、弾丸はフランジブル弾と判る。しかし、近射で撃たれていない事から、特殊な銃で撃ったのではないかという。犯人はケイシー少佐を苦しめるつもりだったのか。 ケイシー少佐が死亡する直前に女性とレストランで食事していたのが目撃されていた。 マクギーはDIAのサーバーを調べ、3日前に法律顧問が機密事項を含んでいる事を理由に出版を差し止め原稿を押収したという事実がわかる。その本のタイトルは「バードソング作戦」で、出版社の責任者マデリーン・デュモンに話を聞く。 マデリーンはDIAの捜査官だけでなく、ヒンドリー大将まで乗り込んでオフィスを捜索していたという。 内容は武器取引や汚職、陰謀などで著者は匿名のDIAの捜査官だと伝えたという。 内部告発らしく、著者の名前は明かせないといい、ギブスがケイシー少佐の写真を見せると、2部のコピーのうち1部はFBIのエリーズ・アーチャー捜査官に渡したという。 NCISがアーチャー捜査官の自宅に向かうと、アーチャー捜査官は首を絞められて殺されていた。側に落ちていたロープはケイシー少佐の手を縛っていたものと一緒だった。防御創がなく、顔見知りの犯行の可能性がある。 FBIのフォーネル捜査官によると、アーチャー捜査官は国内テロ組織を担当しており、過激派に武器取引を持ちかけて話に乗ってきたところを逮捕する任務についていたという。 昨年DIAに出向してからは、どういう仕事をしているのかわからないという。 アーチャー捜査官の夫、デリックは緊急救命士で昨夜は仕事に就いていたと言い、妻がその原稿を読んでいたのを見たと認める。原稿は暖炉で燃やされていた。 NCISは燃えかすをラボに持ち帰り、内容を読み取ることにする。 アビーはフランジブル弾を発射したのは、流通していないフリントSCRという試作品ではないかという。国防総省が開発を命じたが、欠陥が見つかってお蔵入りしたことになっていた。 マデリーンから著者を聞き出したところ、最近除隊したサム・キーラー中尉だという。 キーラー中尉を探しだし話を聞いたところ、本を書いたことを認め知人宅に隠れていたという。 キーラーとケイシー、アーチャーは共にテロ対策班のメンバーで、キプロスでの「バードソング作戦」で危険なフリント銃を使って取引を行おうとしていたといい、内部告発するつもりで書いたという。 原稿は貸倉庫に保管してあるというので、取りに行くと先回りしていたDIAが倉庫を開けようとして、突然爆発してしまう。 キーラーは国内のテロリストに武器密売を持ちかけ逮捕しようとしていたが、DIAの幹部に作戦をぶちこわされただけでなく、500丁のフリント銃が消えたという。 その銃によってアフガンで民間人が多数殺された事をキーラーに責任をなすりつけられ、復讐のために除隊して内部告発しようと決心したという。 キーラーのパソコンを調べていたアビーは、武器商人たちをひとまとめにする「ジン」と呼ばれる陰の存在があるという。 NCISはヒンドリーが「ジン」ではないかと考えるが、アレクシスという大学生だと判る。 つい最近、アレクシスに頼まれて爆弾を仕掛けたという男が逮捕されるが、アレクシスはギブスとフォーネルの取り調べに対して、武器を売るでアメリカ政府とどこが違うのかと言うだけで、「ジン」かどうかはぐらかす。 アビーはケイシーとアーチャー殺害に関しては、アレクシスは無実だという。爆弾を仕掛けた容疑はあるが、アレクシスがキーラーの原稿を手に入れたのは2人が殺害されてからだった。 アレクシスのパソコンにはキーラーの原稿が残っており、献辞には「E.A.」という名前があった。 ギブスはこれはエリーズ・アーチャー捜査官の事を示しているのではないかと、迫る。2人は不倫をしていたのか。 アーチャーの血中から筋弛緩薬を用いた痕跡が発見され、殺された時にアーチャーが抵抗できなかった事が判った。薬を手に入れることができるのは、ERに出入りできる緊急救命士の夫で、取り調べでデリックは本を読んで妻が不倫していると察してケイシーが相手だと勘違いし殺したと認める。自宅からデリックの指紋の付いたフリント銃が見つかる。 ギブスは2番目の妻だったダイアンから結婚式の招待状が届くが、フォーネルに対して自分は行かないという。フォーネルもギブスに付き合うことにする。 最後のギブスのにやっとした顔が良いですね。 ダイアンはギブスの次にフォーネルと結婚して、フォーネルとは離婚しただけでなく、次は国土保障省の男と結婚するという。 まあ、何と世渡りが上手な人か、と思いますが、ギブスとしてはフォーネルもまたダイアンを他の男に奪われた事で、「良い気味だ」という事なんでしょう。 これで2人は同じ立場?(笑) ダイアンは一度顔を見せましたね。(Angel of Death)フォーネルとしては、娘がいるので思い入れもあるのでしょう。 3通も招待状を出してきて、ギブスとしては「誰が出てやるものか」という事でしょうね。 「お前の話はここ数年出た事はない」などと、ギブスとの間で同じ女性を巡って意地の張り合いが2人を繋ぐ絆のように見えることもあって、こういうのはいつになっても楽しいです。 事件の方はいつものように「犯人かも?」と思わせるキャラクターが見え見えで、もっと早く犯人が判ったのじゃないかという気がしました。 トニーはいつものように職場の詮索魔ですね。でも、ジヴァにはバレット捜査官とのことも知られているようで、この辺は伏線でしょうか。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 1, 2015 09:36:33 AM
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