|
カテゴリ:NCIS~ネイビー犯罪捜査班 S7-9
『ボルティモア』
いつかはやって欲しかったチームのルーツを描くエピソード。 ギブスとNCISとのなれそめは十分に語られてきましたが、意外にもトニーとギブスの出会いはまだでした。 若返りソフトは必要なかったみたいですね。(笑) MTACのセキュリティをパスしたポートキラー事件の被害者は、調べようにも機密扱いにされていてアクセスできず、そうしたのは誰なのか判らない。 また「ポートキラー殺人事件」と思われる事件が発生した。 これまでと同じ手口で、被害者は軍服を着せられ足を縛られていた。手にはおみくじクッキーを握らされており、死後12時間以内だという。専任のバレット特別捜査官らはハワイで捜査中で、ギブスのチームが捜査に当たる。 トニーは被害者の顔を見て、ボルティモア警察時代の殺人課の相棒ダニー・プライスだという。トニーとダニーはトニーがNCISに入ってからはほとんど連絡を取り合わず、ダニーも警察を退職していた。 ダニーはこれまでの被害者のように水兵ではなく、警察に入る前に予備役だった点がこれまでのポートキラー事件とは微妙に違う。 おみくじクッキーのおみくじには「友は近くに、敵はもっと近くに置け」とあった。クッキーに刻まれたロゴはボルティモアのダオ・ホアンの店のものだった。 ホアンはクッキーを見て5週間前に店から盗まれた天板を使って焼いているという。 10年絵前、トニーが市警にいるとき、2人はフランクリン殺人事件の容疑者ジョーイ・ピーナツを追っていた。 張り込み中ピーナツが男に会っているところを捕らえようとしたが、その男は逃げトニーが追い詰めた。男はNCISの特別捜査官リロイ・ジェスロ・ギブスで、海軍の給料がマネーロンダリングに使われている事件を捜査するため、潜入中だという。逮捕されてせっかくの計画を邪魔されたというギブスに、トニーは良い印象を持たなかった。 ピーナツは金の運び屋で、フランクリンから5万ドル預かっただけだという。トニーはピーナツに盗・聴器を仕掛け、次の仕事の時にボスがフランクリンを殺したという自白を引き出させようとする。 ダッキーはアビーのメールで、5週間前のポートキラー殺人の検死報告書に謝りがあったという。ロープの結び方がダブルだったところを、ミスでシングルとして書き込んでいた。 ダニーの場合は結び方がシングルで、まるで犯人はそのことを知っていたかのようだという。 内部情報に通じた犯人がポートキラー殺人を模倣したのではないか。 マクギーは検死報告書をどうやって手に入れたのか探る事にする。またNCIS所内で殺人の道具であるメス、ロープ、消毒薬を入手した者を絞り込む。 ピーナツのおとり捜査で仕事のボスから十分な自白を手に入れる事ができなかったが、ボスの写真を見て、ギブスは海軍の給与支払い担当のフロイド大尉であるという。 フロイドの持っている銃が、フランクリン殺害で使われた凶器と一致したという連絡を受けて、トニーとダニーはフロイド大尉を逮捕する。 しかしダニーに「何か」を感じたトニーはダニーがフロイドと連絡を取り合っていた事実を探し出す。 トニーに追及されてダニーはフロイド大尉にマネーロンダリングに役立ちそうな客を紹介していただけだという。 その後2人は事実に背を向け、トニーはボルティモアを去った。ギブスはトニーにNCISに入るよう勧める。 購入者の写真を見ていたギブスは、IT担当のピーター・シアーズが遺体発見現場にいたことを思い出す。 シアーズの自宅に向かうと、シアーズはマネキン相手にポートキラー殺人の練習をしていた。 ダニーは殺しておらず、これから始めるところだったという。シアーズにはアリバイもあった。 シアーズはポートキラー殺人に関するダッキーの報告書をハッキングで手に入れたのではなかった。 資料はバレット特別捜査官らが警察など関係組織に配っていて、ダニーはトニーに「これまで背を向けてきた事をお互い話そう」というメッセージを残していた。 ギブスとトニーはボルティモア警察でトニーたちの上司だった、レイミー警視を逮捕する。ダニーは罪滅ぼしの気持ちから、マネーロンダリング事件の背後にもう一人黒幕がいたことを告発しようとしていたのだった。 レイミーはそれを阻止するため、たまたま目にしたポートキラー殺人のコピーキャットを行った。 ダッキーはアビーから送られたと思っていたメールはアビーを装った何者かが送ったという。 それができるのは1人しかいない。 ダニー役はERでアーチー・モリス医師役のScott Grimesでした。 赤毛でスーツを着たダニーと、ジーンズにノースリーブという肉体派?のトニーの組み合わせは、なかなか良かったですね。 相棒は堕落警官で、それを許すことはできないが、トニーも告発することができなかったのかな。だからお互いに会うことはなかった。辛い過去だったのですね。 ところで当時トニーは音楽の先生ウェンディにプロポーズして、yesの答えをもらっていたという。 警察との決別と共に、別れたのでしょうか。 ギブスは一匹オオカミになったトニーの能力や正義感を見込んでリクルートしたのでしょうね。後頭部をペシッというのは、最初からでそれが2人の定番になってしまった。 また、お互い映画ネタについても、気が合ったらしい。 10年前はギブス本人が闇組織に潜入していたというのも意外ですが、トニーがギブスをタックルして倒したというのは、今では決して出来ないことでしょう。(爆) ダニーとトニーの過去シーンと現在とが上手く重なって、ギブスがその両方に顔を出していたのが良かったです。 それにしても、恐るべし、ギブスのビジュアルメモリー。(爆) トニーは携帯がないと大騒ぎして、留守中のバレットの家にあったというのですから、お互いに合い鍵を持つ間柄ということですね。 今回NCISの中にコピーキャット予備軍がいたということでしたが、ポートキラー殺人犯は身近にいるということなのでしょうか。 被害者の情報にアクセスできなくした人とアビーの名前をかたって、ダッキーの報告書のミスを指摘した人は同じ人物なのか。 それとも、隠蔽されている事実を明らかにして欲しいということなのか。 ヴァンス局長は関わっていないのでしょうか。次週のお楽しみですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 1, 2015 09:35:38 AM
コメント(0) | コメントを書く
[NCIS~ネイビー犯罪捜査班 S7-9] カテゴリの最新記事
|