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CSI :Miami Files Annex

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May 25, 2012
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『ポートキラーの復讐』


シーズンフィナーレ。
大きな節目となるエピソードでしたね。一つの時代が終わり、NCISとしても新しい時代に入っていくのかな、という気がしました。
次への伏線も含めて、内容はたっぷり、見応えがありました。



前話の続き…
コッブはレビンとケイドを倒し、レビンは助からなかった。
バレットは連れ去られたと思われたが、ギブスが駐車中の車のトランクからラップで巻かれたバレットを助け出す。
車には電話番号が彫り込まれており、それを見てジヴァは元恋人のレイの番号だという。ギブスはレイを探し出すよう命じる。
部下を失ったバレットはパニック状態で、コッブが自分を殺さなかったのはメッセージだという。
ダッキーはコッブの行動は一般の連続殺人犯とは違い、自分を殺人マシーンにしたものを復讐のために追っているのではないかという。
たった一人でレビンの遺体と向き合ったバレットは、レビンの腕にプローブが埋め込まれているのを発見し摘出する。
レイは極秘任務に出ているため連絡が取れない状態だというが、コルトの情報でレイがD.C.に滞在していることが判り、ジヴァが部屋に向かう。
しかし部屋で待ち受けていたのはコッブで、ジヴァは連れ去られる。
ダベンポート海軍長官がNCISを訪れ、ヴァンス局長に事態の収拾を命じる。ヴァンス局長は自分たちの過去の過ちの報いを今受けているという。
NCISにレイが現れ、秘密のはずの自分の旅程が漏れているという。
NCISでは、コルトとヴァンス局長、ダベンポート海軍長官の間で話し合いが持たれ、コッブの事件の収拾方法について話す。
フランケンシュタイン作戦は、元はヴァンス局長のアイデアで、その後海軍とCIAとの共同作戦となり、コルトが事実上の実行責任者となった。
ギブスはジヴァに何かあれば上層部であっても許さないという。
NCISがジヴァが行方不明となったホテルを捜査中に、何とコッブ本人が姿を現し逮捕される。
コッブは余裕綽々でギブスに対し「仕事はほぼ終わった」と言ってのける。ギブスはジヴァの居場所を聞き出そうとするが、コッブは身の上話を始め、海軍大佐だった父親が年老いたサムソンという馬を安楽死させたと謎めいた話をする。
トニーはレイに向き合い、何が起こっているのか聞き出そうとする。
レイはフランケンシュタイン作戦で作り出された戦士をコルトが暗殺者として使い、金を儲けていたという。
コッブはあえてNCISに捕まることによって、それを訴えようとしたのか。
アビーはわずかな手がかりからジヴァの行方を捜す。
レビンやケイドのズボンに付いていた物質に植物性のオイルが見つかったという。ギブスはそれを聞いて馬との繋がりを求める。
コッブの父親は以前牧場を持っていて、今は荒れ果て売りに出されているという。ジヴァはそこにいるに違いない。
自分も着いていくというバレットに対して、ギブスは上から禁じられているといい、彼女がダベンポート長官の姪である事を知っていたという。
ギブスたちが牧場の建物に入ると、捕らえられていたジヴァが「これは罠だ」という。
その頃コッブはNCISでパーマーとバレットを人質に取り、検死官のバンで逃走していた。トニーはバレットの素性を聞いて驚く。
コッブは長官宛に「ホームで待つ」とメッセージを残していた。
ダベンポート長官はコッブの意図を理解し、フランケンシュタイン作戦で使われた、今は使われていないビルに人質がいるという。
自分とコルトが招いた事態に、自ら長官は始末を付けてその後仕事を辞すという。
現場でバレットとパーマー、そしてコルトを捕らえ拷問していたところにダベンポート長官、ヴァンス局長、ギブスが到着する。
長官が説得に当たるが、コッブは殺人マシーンに作り替えられたと長官らを責め、一瞬の隙をみせ銃弾を浴び、死亡する。
バレットは捜査官の仕事を降り、しばらくはD.C.に滞在するとトニーに伝える。
ギブスはいつでも戻ってくるようにいう。
レイはジヴァに対して、空の指輪ケースを見せて、これは未来への約束だという。またしばらく海外へ秘密任務で出ていくらしい。
フランクスは肺を病み、人生の最期を迎えようとしていたが、亡骸は軍人として墓地に埋葬されることとなった。
NCISに新しい海軍長官クレイトン・ジャーヴィスが現れる。
ジャーヴィス長官はトニーに極秘任務を与える。それはNCISの捜査官が機密を売り渡しているというもので、ヴァンス局長には有無を言わさないという。




コッブはわざと撃たれた感じですね。死に場所を得て満足だったのでしょうか。
NCISの局長というのは、公式の仕事ではない闇の仕事も取り仕切らなければならず、それが上手く行かなければ自分の命で償うことになる。それはジェニーも同じだった。
単なる殺人事件の捜査だけでなく、極秘のスパイ活動やルール無用の共同作戦など本当にのぞき込むと闇に捕らわれるような、ダークな世界がありますね。
ギブスとヴァンスには、光と闇というはっきりとした立場の違いがあり、ギブスは組織ではなく人を信じて仕事をする。だから、見ていても安心していられます。
今シーズンいろいろ出てきたヴァンスの過去はこれらの伏線だったわけですね。
フランクスとの別れは辛かったですね。そして、自ら棺桶の飾りを彫っていたギブス。
フランクスも気がかりであろう、義理の娘とその娘をギブスに託して逝ったわけですね。
ギブスは誰に後を託すのでしょう。そして、その時期はいつ?
先日のNUMB3RSでワシントンに転勤になったシンクレアが、あっさりと殺されてしまったようで微妙でしたが(爆)、あのバレットが腕から取り出したプローブは何なのでしょうね。
偶然見つけたようでしたが、何かのID?
NCISにいながら、別の組織のエージェントだったのか?
バレットが仕事を辞めたというのは、それと無縁だったとは言い切れないですよね。
そして、やっと判りました。
ヴァンスがバレットをリーダーに据えた理由。辞任したとは言え、これ以上彼女と付き合うのはややこしいかも。
そして、やはりバレットよりもジヴァを心配していたトニー。
バレットの行方を捜しに慌てて飛び出すかと思ったら、ギブスの言いつけをきっちり守って、その辺がやはり違うなと言う演出でした。
でも、ジヴァもレイには未練タラタラだったですよね。
レイは「コルトはテルアビブに。至急担当せよ(Handle ASAP)」というメールを受け取っていた。
コルトは政府のダークサイドが作り出した副産物というのか、必要悪なのでしょうか。
レイはCIAとしてコルトに目を配らなければならないようですね。
そして、次の任地がイスラエルということは、来シーズンでジヴァの父親との絡みが出てくるのでしょうか。
ということは、またまたこの恋はもつれそうだなあ。
トニーが受けた仕事ですが、コルトの目玉がMTACのセキュリティを突破したことと無関係ではなさそう。
最後になりましたが、マクギーとアビーの友情以上恋未満の雰囲気が良いですね。
ケイドとは友人であっても、それ以上でも構わないというマクギーの恋の告白?にはちょっと感動してしまいました。
さてさて、この2人の恋の行方は?
12月の新シーズンがとても待たれます。



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Last updated  April 1, 2015 09:34:57 AM
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