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カテゴリ:NCIS~ネイビー犯罪捜査班 S7-9
『密航者』
久しぶりのボーリン捜査官ですね。やっぱりみんな考える事は同じ。(笑) 新しい海軍長官とヴァンス局長がネチネチと絡むのが気持ち悪いです。 この人、LAの方には出てこなかったっけ? ギブスを妙に意識しているようだし、今後何かありそうな感じですね。 今回は渡航者の母親がキーパーソンでした。女優さんの演技が凄かったですね。 沖合に停泊している不審船で、捜索に入った沿岸警備隊員が隠れていた犯人に射殺される。 船は海軍の港に運び込まれ、沿岸警備隊のボーリン捜査官と合同捜査することになった。 すでに船員は退去した後だと思われていたが、NCISチームは船内に閉じ込められていたバワリ一家を発見する。 彼らはレバノンからアメリカへ亡命したいと訴える。 ヴァンス局長はレバノンが同盟国であることから気を遣い、一家を上陸させることなく、単に射殺犯を探せとギブスに命じる。 父親のファリード、母親のマリアム、息子のラフィークとハキームをそれぞれ尋問するが、ボーリンはファリードが何かを隠しているのではないかと疑う。 やがてアビーが船のトイレから細菌を割り出し、この1週間でトイレを使ったのは一家の4人だけだと判る。 船員は始めからいなかったことになり、一家は嘘を付いていた。射殺犯も一家の中にいることになる。 一家の経歴を調べると、1980年代にアメリカによる爆撃でバワリ一家の娘が死亡していた。 彼らはアメリカへ復讐にやってきたのか。 ジヴァは家族を亡くした同じ境遇のマリアムに事実を話すように迫り、マリアムは沿岸警備隊を撃ち殺したのは自分だと言う。しかし、自供は事実に反しており誰かをかばっているように見える。 2人の息子はマリアムの自白について、母がそう言うなら事実だという。 ファリードの写真を顔認識ソフトで調べたアビーは、27年前にカフェを爆破してアメリカ兵や多くの市民を殺害したテロリスト、ラティーフであることを突き止める。 そのことを追及され、ファリードが船室から逃げ出したため、トニーとジヴァが身柄を拘束する。 NCISの尋問でヴァンス局長は上陸させたギブスを叱責するが、クレイトン・ジャーヴィス海軍長官は自分が後始末をするから良いという。 ファリードはギブスやボーリンの厳しい取り調べに対して、過去のテロについて答えをはぐらかし、ただ家族を自由にするためにアメリカに来たと言い張る。 やがて手に負えない存在になった長男のラフィークが沿岸警備隊を撃ったと答える。 ジヴァはそのころ船内でマリアムを再び尋問していたが、何者かに閉じ込められてしまう。 何とか脱出して兄弟を捜すと、ラフィークが縛られていた。 ファリードは本命のハキームに任務を続けさせるために、嘘を言ったのだった。 そして、ファリードが船内で洗剤だと言った薬品は純粋なグリセリンだったことが判る。これに船内の薬品を加えると火薬となり、レバノンに戻るため燃料を満タンにした船を爆破することで、基地の港に停泊している軍の艦船も巻き込まれて大変な被害が生じる。 ハキームは機関室に爆薬をしかけているところだった。 NCISはただちに起爆装置を置くように銃を向ける。ハキームは姉を殺され、父が捕らわれた今、自分がやり遂げなければならないという。 マリアムは母親としてハキームに憎しみを捨て許しを与えなければならないと説得する。 ハキームがマリアムに従ったため、逮捕する。沿岸警備隊を撃ったのはファリードだった。 その後、ファリードは刑を受け、マリアムとラフィークには滞在ビザが与えられることになるという。ハキームからは引き続き仲間の情報を聞き出す。 トニー、ジヴァ、マクギーは仕事オンリーのギブスのために付き合う相手を探すことにする。 ボーリンがぴったりではないかというが、ボーリンは自分の代わりに友人を紹介するというので選びに選んでギブスに話をすると、その女性と付き合った事があるという。 彼女が完璧だから別れたというので、みんなは恋人探しを諦める。 ジヴァはギブスに父親の本当の姿について、今は亡き母親が何も言ってくれなかったという。 それが母親というものさ、というギブスは、自分はここに子供たちがいるからちっとも寂しくないという。 娘をアメリカ軍に殺されながら、息子にはテロに手を染めないで欲しいという母親は、イスラム圏の女性ならではでしょうね。(もちろん、想像ですが) そして夫はテロリストだけれども、夫の事は信じているし愛しているという。彼女はいったいどうすればよいのでしょう。 今回は母の愛で父の意を汲んだ息子を止めることができたから良かったですが、現実世界はどうなのだろう。女性たちはテロリストを止める事が出来るのだろうか。 おそらく問答無用でNCISはハキームを撃ち殺していたと思います。 一家は亡命どころか母親以外はグァンタナモへ収容されることになるかも? それにしても、家族だけで貨物船を動かしてアメリカまで来たというのは考えにくいですね。父親は航海士の資格でも持っていたか? ボーリンとギブスはカップルにはしないのですね。 女版のギブスというボーリンは仕事第一で、やることなすことギブスそっくり。 以前、ギブスは陸軍の中佐と付き合っているときもありましたので、こういうタイプも嫌いではないと思うのですが。 ボーリンは仕事第一の割には女友達が多くて、その辺はギブスとは違いますね。 ギブスは男友達と群れるということもしない。要するに孤独。 しかしギブスも本当かどうか、紹介したい女性とはデートしたことがあるなんて、彼も仕事だけではなく隅には置けないです。 だって、結婚歴は何回だっけ。もてるんでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 1, 2015 09:33:25 AM
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