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カテゴリ:DEXTER(デクスター)
毎週の獲物と思われたスペルツアーは意外に強敵でしたね。
強いだけでなく、頭も良かった。 一対一、素手で闘うと負け知らずなデクスターが追いかけられるというのは珍しいなと思いました。 デブラはだんだんデクスターに染まっていくのか? デブラを襲ったスペルツアーが逃げたため、メトロ署では捜査を行うが、スペルツアーが戦利品を飾っていた霊廟には何も残っておらず、DNAのかけらさえも見つからなかった。 デブラはデクスターの真の姿を知り、リタがなぜ殺されたのか思い当たる。 警察が手を出せない存在を闇に消すといっても、そのために家族が危険な目に遭うなんて身勝手ではないか、本当にリタを愛していたのかとデブラはデクスターを責める。 アイザックはデクスターとルイスについて調べ、刑事のマイクを殺された復讐でビクターを殺したと考える。 ストリップクラブに何度も手入れを行われ、商売にならないため、アイザックはバーテンダーのアレックスを捨て石にすることを決める。 逃亡していたスペルツアーを発見した警官が、4人がかりで逮捕したというので、デブラが尋問する。デブラは母親の事に触れてスペルツアーを見事に自白に追い込む。 デブラが気をよくしているだろうと考えたデクスターだったが、デブラはデクスターにリタの死はデクスターのせいだったと言い、ハリソンをそばに置いておいてはいけないという。 デクスターは全てを自分がコントロールできる、ハリソンを自分の力で守ってみせると言い切る。 アイザックは故郷の家族に仕送りしているアレックスに銃を渡し、家族の面倒を見てやるからビクター、カジャ、マイク殺しの犯人として自殺するように迫る。 拒んでも殺されると悟ったアレックスはマイクを殺した銃で自殺をする。 連続殺人犯ウェインの相棒だったハンナがメトロ署を訪れ、デクスターにウェインの最期の言葉を聞かせてくれという。 ハンナはまだ若かった2人は田舎を出て、旅をして、いずれはアルゼンチンの農場を買って落ち着きたかったと話していたという。 ラゲルタは、スペルツアーを逮捕したときに乱闘になり、スペルツアーが権利の読み上げをきちんと聞いていなかったとして、罪状認否で判事が不法逮捕の訴えを聞き入れたという知らせを持ってくる。スペルツアーは釈放となってしまった。 アレックスが犯行を認めた遺書を残し、自殺をしているのが見つかり鑑識が調べるが、エンジェルは状況から自殺とは思えないという。 自宅に戻ったデクスターは、ジェイミーがハリソンのおもちゃの整理をしているのを見て、大きくなっても手放せないものがあると考える。 スペルツアーが元の仕事場に戻ったのを見て、デクスターは住まいにしているトレーラーに忍び込む。 警察がいったん証拠品としてトレーラーを調べているが、やはりスペルツアーはイヤリングを隠し持っていた。 そこにスペルツアーが戻ってきてデクスターを見つけると闘いになり倒してしまう。 目をさましたデクスターは、自分がスペルツアーの新たな迷路に置かれているのを知る。 「逃げろ」というスペルツアーからとりあえず逃げきったデクスターだが、顔を見られてしまい、ハリソンをコーディやアスターたちのいる祖父母のもとに預けることにする。 スペルツアーが殺した女性の葬式が開かれ、参列していたデブラはニヤニヤとして自分たちを眺めているスペルツアーを見つける。 デブラは思わずかっとなって掴みかかり「お前なんか殺してやる」と叫んでしまう。 エンジェルはデブラの様子を心配し、デクスターに知らせる。 デクスターは自分の本当の姿を知っても、自分はこれまでと何も変わらないと説明するが、デブラは知ってしまってからはデクスターが別人に見え、自分としても同じではいられないと答える。 デクスターは墓場でスペルツアーを待ち受け、おびき寄せた穴の前で「待て」と指示する。 後ろからスペルツアーを襲ったデクスターは、殺しの場として火葬場で始末することにする。 デブラを苦しめるスペルツアーを消すことで、断ち切れたデブラとの関係を取り戻すことができると考えたデクスターは、これまで戦利品として大切にしてきた血のスライドを手放すことにする。 デブラは火葬場の外で待っていた。 スペルツアーが煙となって消えていくというと、デブラは良い気分だと答える。 そう思う自分は兄と同じ怪物なのかというデブラに、デクスターは「人間だ」と答える。 火葬場から立ち上る煙はまるで火で純化されているようでしたね。 それにしても、これまであれだけこだわってきたスライドを処分してしまったのは驚きでした。 sociopathな犯罪者は後で楽しむために戦利品を保管するという事になっているようですが、デクスターもあのスライドが影のように実態のない彼の存在意義だったわけですが、それを手放せるというのは、今後のデクスターの変化を意味しているのでしょうか。 ハリソンが、寝るときに離さなかったぬいぐるみに今は全く関心を持たなくなったように、デクスターもいずれ殺人から卒業するのか。 先シーズンにも垣間見られましたが、デクスターは闇から光へ抜け出すことができるのか。 デブラに知られてからのやりとりはこのドラマの根幹に触れるような意味合いがあると思いました。 シーズン8でファイナルと正式に発表されましたが、ドラマのエンディングに向かって大きな方向が示されたのかも知れませんね。 一方、思った通り、アイザックはビクターにとても愛着を持っていたようですね。 息子か、あるいは愛人かという印象です。 それならばやはりデクスターの事は憎く思うでしょう。殺しは果てしない復讐を生むということもデクスターは意識するべきでしょう。 確かにハリソンの身が危ないです。 デブラの言っていることは全て正論なのですが、そのデブラが法に基づいて逮捕すると、法の不備で釈放せざるを得ない事もある、ということに感情的になってしまい、結局はデクスターのやり方に満足してしまう、というのが残念に感じました。 ドラマだからデクスターを優先しなければならないのでしょうけど、デブラはデクスターの行動を容認すると今後、嘘を付き続けるなければなりませんね。 いずれそれが破綻するのだろうなと思いました。 アレックスは気の毒でした。どうせあがいても相手はマフィア、殺されるということなのか。 エンジェルの刑事の勘に対して、クィンは相変わらず頼りないですね。 ナディアに惚れた弱みだとすると、クィンの今後も危ないなという気がしました。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 7, 2013 10:56:33 AM
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