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CSI :Miami Files Annex

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March 7, 2013
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カテゴリ:Dr.HOUSE S3-8
今シーズンはカディを深く掘り下げるような感じですね。
7シーズンも重ねてやっと、という事ですが、単にハウスのお目付役に恋人という役割が加わっただけでなく、彼女自身の成長も描かれるということは、大きな変化だと思いました。
タウブ夫妻のゴタゴタも、意外な展開となり、地味ながら丁寧に進んでいるなと思います。
それにしても、ハウスが白衣を着ると何で似合わないんだろう。(笑)





カディの母親アイリーンが動悸が激しくなりカディの病院で診察することになった。
ハウスは身内の診察を嫌がり、どうせ高血圧だろうと、心臓の専門医に任せるべきだと言うが、カディは貧血の症状も気になると懇願し、しかたなく主治医となる。
アイリーンがこれまで15年間の様々な症状も見直して欲しいと言ったため、カディは甲状腺の検査と自宅の毒物検査を命じる。
タウブとマスターズはアイリーンが年齢の割に活発な性生活を楽しんでいる証拠と、メキシコの胃薬を見つけた。妻のいるメキシコ人の業者と付き合っているという。
その薬は鉛中毒を引き起こすので、キレート剤を点滴することにした。
カディは妹のジュリアは知っているのに、自分は母の交際相手を知らされなかったのかと不満だ。
ハウスはあれこれ身体の不調を訴えるアイリーンが心気症かどうか確かめるために、偽薬を与えていた。
それを知ったアイリーンはハウスに不信感を持ち、主治医を心臓専門のカウフマンに変えた。
妻のレイチェルが浮気をしたと思い込んで、家を出たタウブのところにレイチェルが現れる。
仕事を心配し、医療関係の弁護士をしている弟のところで、パートタイムで顧問をしてみないかと持ちかける。
過去にレイチェルの弟ジェイミーはタウブの浮気を知って怒り、殴って鼻の骨を折ったという。しかし今回は和解して、仕事を請け負うことになった。
タウブはジェイミーのオフィスに置いてあった他の案件で交通事故に遭った少年のX線写真を見て、頭蓋内に異変を見つける。ジェイミーは関わるなという。
主治医が変わってもアイリーンは心房細動で心拍数が170になる。
カディはハウスに診断を続けさせる事にする。しかし、それを嫌ってカウフマンがハウスを遠ざけたため、ハウスは病室内に盗・聴器をしかけて情報を得る。
カウフマンは白血病を疑い、骨髄生検を行っているという。
マスターズは医の倫理だけでなく法も犯していると批判するので、ハウスはマスターズを欺いて別の患者の治療をさせ、フォアマン、タウブ、チェイスと診断を続ける。
ハウスはアイリーンがかなり酒を飲んでいる事に注目し、ビタミンのチアミン欠乏を疑い薬を飲ませることにする。
フォアマンがカディにも知らせるべきだと言ったため、ハウスはアルコール依存症だと伝え、胃薬だと言って薬を飲ませろという。
カディは酒をどれくらい飲んでいるのかと質問するが、アイリーンは飲んでいないと答える。
母親に嘘を付かれた事にショックを受け、ハウスにいちいち自分に確認しなくても勝手に診断を進めて良いと伝える。
ハウスはアイリーンからマスターズを外すため、昏睡患者の診断をさせ、「口に出しては言わない」けれど、どういう対処をすればよいかをマスターズから引き出して、すぐに検査をさせる。
ビタミン剤を与えてもアイリーンは高熱を出し、白血病の検査でも異常なしという結果が出る。
カウフマンはSLEを疑いプレドニゾンを投与し始めるが、フォアマンは心内膜炎ではないかといい、もしそうならプレドニゾンは症状を悪化させると心配する。
しかしカウフマンは心膜炎の診断には反対しているらしく、ハウスはプレドニゾンの点滴を広範囲抗生物質にすり替えろと命じる。
さすがにこの指示にはフォアマンは違法行為だと反対し、無茶をするのはカディの母親だからかと問う。
ハウスは違うと答えて、もしやらなければ首にすると迫る。チェイスが引き受けることになったが、チェイスはジュリアに顔を見られており、すり替えに失敗してしまう。
タウブは少年の頭蓋出血が心配になり、直接少年の家に行き、精密検査をするように告げる。
マスターズはハウスのチームがアイリーンの診断から外されたはずなのに、チェイスが抗生物質を処方しているのを知り、カディに直訴する。
カディは薬をすり替えるのは違法で危険だとハウスを責める。
ハウスは自分に診断を続けさせたのはカディの考えだと言い、心内膜炎が一番症状に適合するので薬を変えなければならないと主張する。カディは自ら点滴の薬を変えることにする。
その際、カディはアイリーンになぜ自分にばかり厳しく当たるのかと問う。アイリーンは姉妹どちらも愛しているが、ジュリアの方が優しいし好きだと答える。
タウブが検査を受けさせた少年は、専門家が診断した結果、気になる部分は心配がない変異だったことが判る。
点滴を変えても、アイリーンは良くならず、ぜい鳴と胸の圧迫感、抗生物質由来のアレルギー症状が出た。再びプレドニゾンに戻すと心房細動と熱がぶり返す。
カウフマンは相変わらずハウスの関与を知らないまま、ハウスは心内膜炎を疑わず、次は抗真菌薬を投与べきだという。
さすがにフォアマンたちは今度こそカウフマンに告げなければ患者が危険だと言い、続けるのであれば診断から降りるという。
マスターズは患者とカウフマンに真実を話すべきだというが、ハウスはもし誰かにこのことをしゃべれば医学校を退学させると脅す。
さらに、マスターズが行った昏睡患者の採血は親族との取り決めに反しており、知られると暴行になるという。マスターズは自己の保身と倫理の板挟みとなる。
それにもかかわらず、マスターズはカウフマンとアイリーンにハウスたちが行った「診断」と「治療」について真実を告げる。
カウフマンは激怒するが、アイリーンはカディに裏切られたと言い、プリンストン総合病院に転院すると言う。
ジェイミーが病院に現れ、タウブが余計な事をして和解が台無しになったといい、殴りつける。タウブのことは絶対に許さない、破滅させてやるというと、レイチェルも縁を切りたがっていたと言い残していく。
カディとハウスは責任の所在を言い合うが、ハウスはカディが母親に立ち向かわず、肝心な場面で逃げていると批判する。
このまま総合病院に行かせれば、病気は治らず死に至るだろう、そうなったら、いつかきっと自分が母親を殺したと後悔することになるが、それでも良いのかと問う。
院長として退院させるなと言われて、カディは救急車に乗り込んだアイリーンを引き留める。
ハウスはアイリーンの判断力が落ちている事に気付き、脳にも症状が出ていることからやはり重金属中毒だと気付く。
股関節の近くを切ると壊死しており、人工関節の手術によって摩耗した関節からコバルト中毒になっているという。
だからキレート剤でも、症状は完全に治らなかったのだった。
すぐに手術で人工関節を取り出し、キレート療法を行う。
レイチェルはフォアマンから連絡を受けてタウブを見舞い、弟とは縁を切ったという。
夫としては最悪だったが、医師としてやるべきことをやったのだとタウブを評価する。
マスターズは今度こそ首になると覚悟していたが、ハウスは自分がカディに害を与える時に、引き留める役目をするために、マスターズを首にはしないと告げる。
カディはやっと母親とのわだかまりを解く。アイリーンはつきあいが難しいとは思いながらも、カディの医師としての診断を信じてきたのだった。




ハウスはカディと母親の間には入らず、カディ自身が問題を解決しろと言うわけですね。
これはなかなか言えそうで言えない。
よほどお互いに信頼関係があるからでしょう。カディもハウスの能力を信じているし、すごく絆を感じましたね。
ハウス自身もカディは私情を持ち込んで、職場で自分をかばっていると判っている。だから、今回はいつも以上に変則的なやり方を取りましたね。
一方、カディにとって母親が弱点で、これまで妹の方が愛されていると思っていた。
そしてはっきりと「ジュリアの方が好き」と言われてしまう。やはり彼女には負っている物があるんですね。
ハウスだからカディの弱さを共感できたと思います。
アイリーンを死なせるわけにはいかない、これも愛なのでしょう。
退学を賭けても信念を貫くのは敵ながらあっぱれ、ハウスを呆れさせるマスターズは大したものです。
ハウスは自分の診断がカディを苦しめるのが辛いから、ストッパーとしてマスターズを使いたいという。
マスターズはそんな便利使いされるのは本意ではないでしょうが、初めて認められたと感じたかも知れません。
それにしても、医師が勝手に薬をすり替えたりなんて、普通ありえません。「ハウス」ならではですね。
タウブはまた高い鼻の骨を折られて痛そう。でも、それの見返りはありましたね。




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Last updated  March 8, 2013 02:04:49 AM
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