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カテゴリ:NCIS: ニューオーリンズ
ニューオーリンズらしさが楽しめる、マルディグラ。
フランス語で「太った火曜日」を意味するカーニバルの最終日まで、3週間の間パーティやパレードが行われ…という事など、wikiを読んでいると、代表的な要素は今回のエピソードの中に描かれているようですね。 あのビースを投げるのは、USJのカーニバルパレードの元ネタなのかな。 マルディグラで盛り上がる深夜の路地で、トゥーサン・パトリース兵曹が殺された。 腹と胸を刺されているが、物取りの犯行ではなさそうだ。 酔った観光客が、道化仮面の男に追われていたところを目撃していた。 腕に仮面パーティが行われているクラブのスタンプがあったことから聞き込みを行うと、兵曹が2階のVIPルームから出てきて、男とけんかしていたという。 VIPルームには、血痕がありここで刺されたと見られる。 NCISはガラスの破片も回収する。 トゥーサンの妻がクラブに現れ、最近不規則な外出が多くなった夫を心配し、携帯のアプリで行き先を追跡したという。 トゥーサンは、イラクから戻って薬物依存となり、薬を絶って3年経っていた。 それなのに、こういう場にいたと知り、さらに殺されたと聞いて肩を落とす。 プライドはトゥーサンが家から乗っていった車の行方を捜す。 検視で、死亡時間は真夜中で、最初に腹を刺され、路地で胸にとどめをさされたことが判る。 プライドはこの時期、刑務所に入っている父カシアスの保釈申し立てについて、厳しい態度を取っている。 自分が口添えすれば、有利になるからだ。 娘のローレルが戻ってきて、友人を訪ねるというが、プライドはローレルが嘘をついていると考える。 トゥーサンがけんかした相手は、かつてマリファナをさばいていたというラッセルと判るが、ラッセルはトゥーサンとぶつかってけんかしたが、争った時にはすでに血が流れていたという。 SNSなどにアップされた画像を探すと、確かに証言通りトゥーサンは血を流していて、手にガスマスクを持っていた。 トゥーサンの車が乗り捨てられているのが見つかるが、トランクの中からは大量のガスボンベが見つかった。 爆発物ではなく、医療用の麻酔イソフランと判る。 それらは、前日に倉庫から盗まれたもので、NCISは使用目的を考える。 トゥーサンの妻は、苦しい生活の中、夫は断薬施設でボランティアを始めていたという。 そこで、結局また悪い人間に引き込まれ、薬を始めたようだという。 イソフランは、他の倉庫でも盗まれており、大量に使うと人命を奪うという。 ただ、他に高値で売れる薬をなぜ盗まなかったのか不思議だという。 プライドはローレルが祖父を訪ねていたということを知り、二度と接触してはいけないという。 ローレルは父が祖父のことを何も教えてくれないので、自分で調べて文通を始め、今は時々訪れていた。 いくら禁止されても、父の命令には従わないという。 ガスが盗まれた倉庫の防犯カメラに写っていた犯人の手の血管の映像などから、犯人は銀行強盗で服役していたシド・ローソンと判る。 彼はトゥーサンと同じ断薬施設に通っていた。 シドの自宅に向かうと、そこで覚醒剤を製造しており、ナイフを持って現れた。 すぐさま捕らえようとするが、シドは「殺せと言われた」、「明日、強盗」と言い残し、急死してしまう。 覚醒剤の過剰摂取による脳卒中が起こり、持っていたナイフはトゥーサンを殺した凶器と一致した。 シドの関係者の中に、犯罪歴のあるマーヴ・ウィリアムズがいたため、プライドは刑務所に父を訪ねる。 カシアスはマーヴが宝石強盗をすると言っていたという。 VIPルームで見つかったガラス片は、スマホの望遠レンズの一部と判る。 トゥーサンはシドを怪しみ、クラブまで追ったところ、シドはそこで何かを下見していたため争ったのだろう。 シドがクラブの2階から覗いていたのは、向かいの商工会議所の建物で、そこでは美術館が寄付金集めのパーティをしていた。 おそらく、マーヴらは着飾って集まるゲストが身につけている宝石などを麻酔を使って奪うつもりなのだろう。 NCISはガスマスクを装備してパーティ会場に突入する。 マーヴらは、犯行を行い逃亡しようとするが、パレードの人混みの中でNCISに捕らえられる。 祖父と面会していたローレルに、プライドは子供の頃の楽しかったマルディグラの話を聞かせる。 カシアスはカーニバルのキング、レックスになってくれと頼まれた事もあった。 メインの捜査に関しては大味なところはいつもながらですが、やっとプライドの父カシアスが登場しましたね。 相当な悪事を働いた父親らしく、娘に会わせたくない、というのも理解できるし、父の反対を押し切っても、祖父に会って話を聞きたいという娘の気持ちもわかります。 彼は汚職警官だったのかな、自宅に金が届いたり、女性関係が派手で、妻は弱り果てて地球の裏側まで逃げていった。 自宅に届いたキングケーキの中には切断された指が入っていた。 (字幕で『キンケード』とありましたが、意味の上からもマルディグラのキングケーキの事じゃないでしょうか) だから、刑務所にいる方が父親のためだ、 しかし数々の恐ろしい話もあるが、普通の父親らしいところもあった。 娘に聞かせるなら、人間としての良い点も伝えてやりたい。 父親役は大物、ステイシー・キーチでしたね。 プライドの愛称が「キング」なのは、何となく判ったような気がしました。 「レックス(Rex)」という最大のクルー(団体)があって、毎年一人が団体のモナークとして選ばれる。 それはとても名誉なことで、レックスはラテン語の王の意味があり、「キング・オブ・カーニバル」として君臨する。 プライド一家がニューオーリンズで特別な存在だった、という事が想像できますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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