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カテゴリ:FBI:特別捜査班
久しぶりに会った元同僚が実は…というありがちなストーリーですね。
潜入捜査はFBIでもその他の捜査機関でも、深刻な問題なのかもしれません。 連邦判事のレスリー・チャップマンとその娘サマンサが、白昼道を歩いていて背後から何者かに射殺された。 チャップマン判事とモージャーとは知り合いということもあり、モージャーは全力で捜査すると意気込む。 判事が担当した案件や日頃、犯罪者から脅されるようなことがあったかどうか調べ始めると、判事は殺害される前日に、声を荒げて電話で話していたという。 その後1時間ほど外出したというので、車の行き先を調べた所、セレブが集まるクラブの前で判事は降りたことがわかる。 クラブのオーナーと用心棒は、チャップマン母娘は来店していないと答えるが、協力的ではない。 女性の店長に声をかけると、女性は反抗的な態度でジダンに水をかけた。 すぐさま女性を逮捕するが、ベルはその店長がFBIの潜入捜査官ジーナ・プラットだと明かす。 ジーナは1年以上かけて、大物コカイン密売業者のジャック・ロッシを調べていた。 信用を得た今は店長を任されているという。 潜入の成果で、用心棒役のレイ・コスタはカルテルに従兄弟がいる、ということも掴んだ。 判事は店に来ていないというのでジーナを帰す。 担当した案件に疑わしいものはなく、手がかりは犯行直後にカメラに映っていた顔がわからないフードの男だけだ。 娘のサマンサの携帯には、何かトラブルを思わせる書き込みがあり、遺体からロッシのDNAが検出された。 ロッシはサマンサと前の晩に寝たと認めるが、犯行時のアリバイは固いようだ。 店の道路側のカメラに、裁判所から急行した判事の姿が映っていた。 7分後に判事はロッシの店を出たが、そのすぐ後に車を駐車していた男が判明し、話を聞く。 男はロッシの店のドアマンで、サマンサが数日前深夜に服が破れ、泣き叫びながら店から出てきたと証言する。 サマンサは警察を呼ぶことを拒み、家に戻ったという。 判事は娘からクラブでの性的暴行などの事実を聞かされ、ロッシの店に乗り込んだのか。 モージャーは殺人事件の捜査を優先して、ジーナの上司に共同捜査を申し入れる。 ジーナは不満だが、近く、ロッシとコスタとダブルデートに出かけるチャンスがあるので、女性を連れてきてほしいという。 クリステンがジーナの女友達として潜入することになり、4人が車に乗り込んだ。 車内に麻薬はなく、おそらく、麻薬の金を回収するのではないかと見られる。 FBIが追跡する中、ジーナの車は黒い車と合流した。 ロッシとコスタが車を降りたところ、ジーナは急にコスタに、監視されているかもしれないと伝える。 ロッシとコスタは何もせずに現場から離れた。 翌日、ジーナはコスタがFBIの車に気づいたようなので、先手を打って捜査を守ったのだという。 ジダンは戦略を変えて、おとり捜査に切り替えようと提案すると、ジーナは自分がどれだけ苦労して彼らの信頼を得たのかと、ジダンに反発する。 ベルは疑いを持つジダンに、ジーナを長く知っているので、信用できるという。 結局ジュヴァルを新しい買い手として、ジーナが紹介することになった。 ロッシは慎重で、初めて会うジュヴァルにポリグラフ検査をするという。 長年の経験でジュヴァルはピンチを切り抜けるが、ジダンはジーナが標的のロッシを「ジャック」と名前で呼ぶことに引っかかる。 過去の潜入捜査でジダンも、標的とわかり合えた瞬間があり、その時には親友になったという。 一応ベルがジーナの上司に確認するが、上司も私の管理能力を疑うのかと機嫌が悪い。 クリステンはロッシとジーナの映像の中に、親密な雰囲気でキスしているのを見つける。 改めて問いただすと、ジーナは潜入の過程で、ロッシと心を開いてキスしたことで、ロッシに取り入ることができたと主張する。 親密になりすぎることは危険で、これ以上の潜入捜査は中止すべきというベルに、ジーナはキャリアに傷がつくなどと言って、譲らない。 ジダンは何かあれば中止するというベルに従うという。 麻薬の買付場所に現れたジュヴァルは、1時間も待たされた。 何かおかしいと思っていると、ジーナの車が街から遠ざかっていくのが確認された。 緊急手配でジーナの車を追い、逮捕する。 ジーナはロッシを裏切れなかったと本音を打ち明ける。 いつの間にか、ロッシとの絆が本物となり、彼は善い人だという。 ベルはロッシが愛しているのは、ジーナが演じているキャラクターだと説得し、ロッシとコスタの行き先を聞き出す。 メキシコに逃亡しようとしていた2人は逮捕され、ロッシはサマンサとの交際を辞めるよう通告した判事をコスタに殺させたことを認める。 ジーナに関することは全て報告され、状況から連邦検事局がジーナを起訴することになった。 ベルはあなたを守ると言った約束が守れなかった結果となり、ジーナに謝る。 落ち込むベルにジダンは話を聞くという。 狭いNYでは、捜査中に「久しぶり~」ということは多いのでしょうね。(笑) 今度女子会しようよって、まあ気持ちはわかりますが。 ベルは一緒に人身売買の捜査でジーナと組んだこともあり、彼女の人となりは知っているから信じられるという。 個人的に親しいから信用できるというのと、親しいから判断を謝るというのはあるでしょうね。 説得するのに個人的な面を強調すると、約束を守れなかった場合は辛い。 だからといって、涙目でごめんなさいと言ったところで、ジーナはどう受け取るだろうか。 あなたのせいで私の人生は終わりよと、恨みを持たれなければよいが。 被害者や捜査対象に共感するのがベルの特徴だとしても、このままではベルが保たないのではないだろうか。 ジダンは自らの潜入捜査体験で培った知識があり、ベルの判断に意見を言う。 彼は先週の厳しかったメンターの圧力にもめげず、命の危険のある潜入捜査でも感情に溺れずにやりきったわけですね。 しかし第4話ではジダンも元レンジャーに感情移入していたわけで、お互い様。 いずれにせよ、潜入捜査は問題が多いということになりますね。 クリステンはいきなりの潜入捜査でもそつなくこなす。 分析力でも突破口はいつもクリステンですね。 モージャーは知り合い多すぎです。 身内を殺されると、警察は容赦なしで徹底的にやり返すそうですが、モージャーも敵に回したくない存在ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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