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カテゴリ:NCIS: ニューオーリンズ
現在本国でシーズン7が放送中のこのシリーズですが、シーズン7が最終シーズンとなることが発表されました。
そろそろ終わるのじゃないか、というか、無事に終われて良かったんじゃないかという感想です。 バクラさんとしては、自分のショウの中で一番長い(100話を超えた)わけですし、キャストが次々入れ替わったりコロナがあったりの中で、よく続いたなと思います。 撮影場所もニューオーリンズですしね。 そして本家とLAシリーズは継続中で、3つ目のスピンオフ「NCIS:Hawaii」が作られるらしい。 「マグナムPI」とクロスオーバーさせるつもりなのかな。 そういえば、LAシリーズでケンジーがファイブオーとクロスオーバーしていましたし、ギブスがアリゾナ記念船を訪問していたので、それこそ本家とのクロスオーバーもありますよね。 さて、ついに赤い服の男の決着編ですね。 プライドは赤い服の男の悪夢を見ていることをチームに打ち明ける。 タナカ医師とロレッタの支えもあり、仕事から離れて積極的な心理療法を行うことにしたという。 ラ・サールの後任として、クェンティン・カーター特別捜査官が予定より1週間早く到着した。 いきなり、ラ・サールのデスクを片付けようとして、チームからは冷たい出迎えを受ける。 ダニエラ・オルティス一等兵がコンビニで暴力事件を起こしたため、さっそくチームは現場に向かう。 店員によると、オルティスは汗だくで挙動不審、薬物でラリっていたようだという。 店内のカメラには常軌を逸したオルティスの行動が映っており、NCISはオルティスの行方を追う。 オルティスの母親ローサもまた元海兵軍曹で、娘の急な異変について心当たりはないという。 オルティスはアフガニスタンに派遣され、何度も表彰されるなど経歴はすばらしい。 ただ、1年半前に現地で奇襲を受け負傷して帰国した。 手術を受け回復してからは、内勤となったが、本人は状況に納得していなかったようだという。 母親から見ると、負傷する前から様子が変なところはあって、アフガニスタンで体験した様々なことが心に傷を残したようだ。 医師からは痛みをコントロールする薬を処方され、PTSSについては問題ないと言われていた。 カーター自身もまた元海兵で、ローサに必ず無事にオルティスを保護すると約束する。 微量のLSDを処方されたプライドは、タナカ医師に誘導されて悪夢の本質に迫っていく。 赤い服の男はカードを手に持っていた。 そのカードを見てプライドはジャズのコード進行だと気づく。 再びセッションに入ったプライドは、幼い自分がバーで赤い服の男からサークルオブフィフス(五度圏)の手ほどきを受けていたことを思い出す。 男のことをプライドは「レッド」と呼んでいた。 レッドとプライドの母ミーナは知り合いだったようだ。 オルティスの主治医によると、3ヶ月前に診察は止まっており、オルティスには鎮痛剤は処方されていなかった。 おそらくオルティスは鎮痛剤の依存症になっていて、禁断症状が出ているのではないか。 オルティスの携帯の履歴から鎮痛剤を求めてこの2週間ほどは地域の依存症治療施設に通っていたことがわかる。 明らかに禁断症状の状態で、ブラックマーケットで危険なドラッグを買っていたという。 ローサにこの事を告げると、ローサ自身もアルコール依存だったという。 今は治療を受け立ち直っているが、娘は母の姿を見て怯え、今苦しんでいることにローサは気づけなかったという。 オルティスの車が発見され、ローサは近くに娘がよくバスケットをしていた体育館があるという。 オルティスは銃を携帯していると見られ、カーターとグレゴリオはオルティスにどう立ち向かうかで議論する。 カーターは静かにオルティスに近づき、自分に向けている銃を手渡すよう説得する。 苦しんでいるオルティスは、死ねば母親や多くの人をがっかりさせるというカーターの言葉に折れ、身柄を保護された。 プライドはレッドの謎を探求し続ける。 ある日、刑務所に入っていた父カシアスが帰宅した。 母は怯えながらカシアスを迎えたが、父は強引に息子を連れ出した。 追いかけるプライドは家から出られなくなって興奮し、血圧が上がった。 ドクターストップがかかったものの、プライドはセッションの継続を希望する。 カシアスは息子に、自分がいない間母のところに誰か来ていたかと尋ねる。 レッドが来ていたと答ると、カシアスはレッドのところへ行き、幼い息子の目の前でレッドを殴り殺してしまった。 プライドは自分のせいだと、罪悪感を感じ、その記憶を抑圧してきたのだった。 レッドが誰かは母に聞くしかないが、施設に入っている母も今となっては触れるべきではないだろう。 カーターと面会したプライドは、ラ・サールは家族のような存在だったという。 カーターは一匹狼で、5年で5回も転属している。 海軍では知られた家の出身で、難事件を解決するなど自信家でもあるようだが、ニューオーリンズでも自分流を貫くつもりだという。 ロレッタは罪悪感に浸るプライドに、自分を責めるべきではないと励ます。 そんな簡単に気持ちを切り替えることはできないというプライドだが、レッドに捧げる曲を演奏する。 タナカ医師の薬物を使って記憶を誘導する方法って、先日のSVUのエピソードにも通じるかなり危ない感じがしますね。 まあ、「スター・トレック」ならスポックがマインドメルドをするのでしょう。 SF的な味付けはバクラさんらいしかも。 前シーズンでアポリオンに薬漬けにされた副産物として、掘り起こされた過去の記憶は、プライドの父親との関係を改めて見直すことになりました。 すでに死亡してしまったので、どうしようもないですが、全ての人を救いたいというプライドの原点みたいなものに触れられて、本当に新たなスタートになるのじゃないでしょうか。 お母さんももう年で、具合も悪そうだし、この話はプライドが墓場まで持っていくしかない。 もっとも、レッドを探してほしいと言われたらまた別ですが。 さて、ラ・サールに代わる新人は優秀だが問題児で、良い感じに突っ張っていますね。(笑) 元海兵という意味では、このチームには海軍、海兵の出身者がいなかったことから正にNCISの王道という感じがします。 被害者やその家族に接する時に、自分も海兵でしたといえるのはやはり大きいと思います。 オレはオレのやり方でやりますと、鼻持ちならないところもありますが、それがどういう風にプライドの家族になっていくのか、今度こそ見せてほしいなあ。 彼のプライドをぶちのめすのは誰か、それも楽しみ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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