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カテゴリ:Law&Order:組織犯罪特捜班
いろいろどうしてだろうと、思うこともありますが、話はどんどん進んでいくので黙って見ています。(笑)
タイトルは次の数話にわたって同じような形なので、表面的にも古典を引用したような気取った雰囲気を出して行きたいのでしょう。 悪人の中にも善人がいるとか、絶対悪のウィートリーを際立たせたいのかな。 マクレーンの脱獄に関して、ガルシア知事は全力をあげて逮捕すると会見で述べる。 マクレーンを匿うウィートリーは、彼を新たなビジネスのパートナーに引きいるつもり。 細々と世話を焼くアンジェラについては、再婚したいという。 しかしマクレーンは金には興味はないと言い、全てを失ったというウィートリーの復讐には関わりたくないとはっきりと断る。 別に脱獄したいと頼んだわけではないし、自分としては死なせた清掃員の妻に罪滅ぼしをしたい。 ウィートリーはマクレーンを手放す。 ステイプラーとベルは、マクレーンの元カノを訪れ行き先を探る。 元カノには子供がいるが、マクレーンはそのことを知らないようで、刑務所に面会に行っても会えなかった、これからもここに戻ることはないだろう。 一緒に居たときもマクレーンはロビン・フッド気取りで大企業や銀行の犠牲になった人々を助けようとしていたという。 「他所の子供のために世界を安全な場所にしてほしい」という言葉を聞いて、ステイプラーは先日ウィートリーがポッドキャストで喋っていた言葉と同じだと気づく。 やはり2人には繋がりがあるのではないか。 ただ2人には悪と善の違いがあり、そこにつけ込む余地がある。 ミントクはマクレーンの信奉者たちが当局への抵抗を呼びかけており、まもなく多方面でサイバーアタックが始まると予告する。 その通り、銀行やセキュリティの会社などのサーバーが攻撃され、ランサムウェアを仕込まれた。 社会が混乱する中、ウィートリーは知事を訪れアドバイザーとして加わることになった。 組織犯罪特捜班ではジェットがファイヤーウォールを作り知事のオフィスと繋ぐと、そこにはウィートリーがいて、ステイプラーは嫌味を言う。 ステイプラーはウィートリーを尾行する。 マクレーンはある場所に埋めた現金を掘り出し、銀行に向かう。 20万ドルをケシャ・ジョーンズ名義の口座を作り、金を預けたいというと、窓口の女性は通報しマクレーンは姿を消す。 聞き込みをしたステイプラーは、マクレーンが誤って殺した掃除人の家族に金を渡したいと考えていると察し、ジェットとミントクにマクレーンに連絡を取るようにいう。 ステイプラーはマクレーンにケシャに金を渡そうとしているのなら、助けるつもりがあるとメッセージを送る。 マクレーンは動物園に来るよう指示し、ジェットにコンタクトしてケシャに20万ドルを渡すのと同時にその母親シェリーに直接会いたいという。 この取引が上手く行けばマクレーンはケシャの家を出たところで自ら投降するという。 現金20万ドルはマクレーンの信奉者がミントクに手渡した。 ウィートリーを監視中のステイプラーに、母親のバーナデットから庭で誰かが口笛を吹いたと連絡があった。 ステイプラーはウィートリーの嫌がらせと取り、ウィートリーの前に駆けつけ銃を突きつけ、家族に近づくならお前を殺すと脅す。 バーナデットはウィートリーに魂を乗っ取られているような息子を心配する。 ステイプラーの行動のせいかどうか、知事はこの件から組織犯罪特捜班は手を引きFBIに引き継ぐよう伝えた。 ベルはケシャにマクレーンの金が渡るかどうかも含め、FBIに任せるという。 FBIが警戒するケシャの家の前にマクレーンが姿を見せ、予定通りケシャの母親に会う。 謝罪の言葉と償いの金を申し出るが、被害者側の受け止めは厳しい。 思いを達したマクレーンは逮捕されるが、迎えに現れた護送車は偽物だった。 マクレーンは途中で麻酔を打たれてアンジェラの家の前に放置される。 ウィートリーは知事を訪れ、ステイプラーが妻を殺された恨みに駆られて自分に執着し、問題がある警官だと告げる。 アンジェラはマクレーンの手当をすると、これまで元夫に抗おうとして命を失う危機に瀕したことを明かし、逆らうことを辞め同調することにしたという。 そうなれば全力で守ってくれる。 もちろん闇の中心にいるウィートリーを信じろとマクレーンにいう自分も納得はしていない。 マクレーンはウィートリーとは違う、彼がケシャにした事はすばらしい。 でもそれを他の貧しい、権利を奪われ、抑圧されている人々のために戦えるのではないか。 手伝ってくれるのかと問われて、アンジェラはマクレーンを手伝うと答える。 アンジェラは久しぶりに希望がある、無力ではないと感じることができたという。 アンジェラはマクレーンに感謝し、元夫が待つ場所へとマクレーンを送り出す。 ジェットらは偽の護送車を追跡し、マクレーンが放置されたのを掴みステイプラーとベルが現場に向かう。 アンジェラが現れ、マクレーンが助けを求めに来て関わりたくないので追い返したと話す。 ステイブラーは杖をついていないアンジェラに、足が悪いふりを続けろと言い捨てる。 マクレーンが奪ったというアンジェラの車が工業団地に乗り捨てられているのが見つかり、後を追う。 待ち受けるウィートリーはステイプラーを煽る電話をかけてくると、マクレーンと共にヘリコプターで去っていく。 マクレーンは犯罪者だが、自分なりの正義感があってウィートリーの懐に入るつもりはなかった。 しかし、ウィートリーはあらゆる方法で自分の思いを遂げ、彼の手から逃れることは不可能のようだ。 アンジェラは元夫と戦うことを諦めた。 でもマクレーンを見ていると、ウィートリーのそばにいながらも良いことができる、まだ希望があると気づいたという。 それって、ウィートリーには降参したと思わせておいて、後で一杯食わせるという意味なのか。 ステイプラーたちはアンジェラとウィートリーが共犯関係になると見ているのでしょうね。 前回は最初からアンジェラがステイプラーを騙すために接近したのかと思いましたが、やはり自然な成り行きだった、アンジェラ=悲劇の母親、という風に見たほうが自然かな。 殺されそうになって、元夫の恐ろしさを再認識して生き残る道に適応した。 アンジェラが歩み寄ってきて、惚れ直したのか、ステイプラーから奪い返して気味が良いのか、再婚したいというけれど、ウィートリーは今の奥さんとは結婚しているんじゃないの? あの人は同居しているだけなのか、まあどうでも良いですが。 マクレーンは被害者の妻に一応謝罪の言葉を述べて、満足はしたでしょう。 自ら刑務所に戻ることを決めたのに、やはりウィートリーのパートナーになる方を選んだのは、自分が望む世界を実現するための手段だと見なしたからか。 子供たちのために世界を安全な場所にするとか、なんとか、そういういった響きの良い言葉に引き寄せられてしまったのか。 でもそれは、ダークサイドに堕ちる典型的なパターンのような気がします。 マクレーンにも無数の信奉者がいて、行動を起こそうと思ったら何でもできそうなのに。 ステイプラーもまた闇に落ちるのではないかと、バーナデットが指摘しているのが興味深いですね。 それにしても、殺人罪で起訴されたり、連邦法違反の疑いもあるのに、堂々と知事のアドバイザーに居座ったり、知事を操ろうとしたり、ウィートリーはものすごい強敵に祭り上げられたものですね。 分身の術を使っているんじゃないかと思うような、神出鬼没ぶりでますます神がかっています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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