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テーマ:政治について(19787)
カテゴリ:海外の話
ニューハンプシャーの予備選で、ヒラリー・クリントン上院議員が涙ぐんだとか。 ニューハンプシャーの予備選で落涙とくれば、1972年の大統領選のエドマンド・マスキーですよね。 民主党の最有力候補とみられていたマスキーは、地元の新聞に書かれたネガティブな内容に対して屋外で抗議演説をしていた時に、感極まって泣いたため(本人は雪が顔に付いて溶けただけと言っている)、「感情をコントロールできない男」とのレッテルを貼られ、最終的に脱落してしまいました。 代わって選ばれたジョージ・マクガバンは少しリベラル色が強過ぎるスタンスだったこともあり、また副大統領候補となるはずだったイーグルトンの病歴問題もあり、本選挙ではニクソンの地滑り的勝利という結果となりました。 まあ、この落涙事件というか、その原因を作った新聞がニクソンの大勝を呼び込んだとも言えるわけで。 以来、大統領を目指す者が人前で感情的になるのはダメ、ましてや泣くなんてとんでもない、という不文律が出来上がったわけですが、さて、今回の落涙事件はどういう結果となるのでしょう。 クリントンの場合は女性だというのが、少し違うところではありますが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年01月09日 04時45分09秒
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