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テーマ:政治について(19789)
カテゴリ:時事
先日の続きですが、幕張インターナショナルスクール(以下MIS)のポール・ロジャーズ校長はHPに -- 私たちの思いは、本校が国際感覚を備えた子どもたちが選んで通う学校になること。経験のある意欲的な教員が、柔軟で創造的なカリキュラムを通して、子どもたちに質の高い教育を提供することです。子どもは誰もが特別な存在であり、ユニークな才能や技能を持っています。これらの能力を最大限に引き出すことが、私たちのねらいです。刺激的で、優しく、楽しく、安全な環境で子どもたちを教え、彼らが人生を通して学びを続け、世界で活躍する人材になることを願っています。信条は"Children come first"(子どものことを最初に考える)です。 -- と「私たちの思い」書き、また目標としては、 -- ○ 全ての子どもたちが持つユニークな能力を引き出します。 ○ 学ぶ力の基礎となる「読み・書き・計算」を重視します。 ○ 子どもたちが学びやすい様々な教育方法を使います。 ○ 子どもたちに良い影響を与える課外活動を充実します。 ○ 最新の校舎や設備で子どもたちの学びを支援します。 ○ 本スクールの目的や使命を良く理解した最高の教員を揃えます。 ○ 子どもたちの責任感や社会性を育てます。 ○ 子どもたちが自ら考え、生涯にわたって学び、地球市民として生きる意識を育てます。 -- といったものを挙げています。 こりゃどう見ても新知事とは合いそうありませんね。 -- (MIS) 経験のある意欲的な教員が、柔軟で創造的なカリキュラムを通して、子どもたちに質の高い教育を提供する (新知事) 熱意に溢れた教育現場を実現するために、人格に優れ、人間性豊かな熱血校長・熱血教師を増やします。 -- もちろんMISはその理念に合った教員をこれから採用すればよいのですから、公務員である公立学校の教員とは違いますが、MISはシステムとしてよりよい教育を目指しているのに対して、新知事は精神論でどうにかするつもりにしか見えません。 -- (MIS) 子どもは誰もが特別な存在であり、ユニークな才能や技能を持っています。これらの能力を最大限に引き出すことが、私たちのねらいです。 (新知事) また行き過ぎたジェンダーフリー(性差否定)教育や過激な性教育を見直し、男女の生まれ持った違いや良さを尊重し、家族や家庭を大切にする明るく元気で生き生きした子供を育てます。 <施策例>「親学」導入による家庭力の再生、行き過ぎたジェンダーフリー教育・過激な性教育の見直し -- MISの言うような「子どもは誰もが特別な存在」なんて、新知事には全く受け入れられそうにありませんね。新知事は子どもは親に従属すべき、そして女性が男性よりも一段低く見られた半世紀以上前の「家族や家庭」観を持ち込もうとしているとしか見えません。 -- (MIS) 信条は"Children come first"(子どものことを最初に考える)です。 (新知事) 人間としての基本的な躾や常識を養うために、健全なる郷土愛の育成や道徳教育の強化に努めます。 <施策例>『生活指導の強化、夢を語る進路指導改革』 -- 「子どものことを最初に考える」なんて、新知事から見たら「躾」になっていないというところでしょう。 -- (MIS) 学ぶ力の基礎となる「読み・書き・計算」を重視します。 (新知事) (これまでの常識では考えられないような事件の頻発は)元をたどれば、家庭や学校において、人格形成の基礎をなす道徳教育や躾教育が十分でなかったことが大きな要因です。 <施策例>『高校での「道徳」を正式教科化(教科書作成、研修導入)、武道や伝統文化の奨励』 -- 子どもにとって何が大切かの認識が全く異なっています。 -- (MIS) 子どもたちが自ら考え、生涯にわたって学び、地球市民として生きる意識を育てます。 (新知事) 私たちを生み育ててくれた祖先や両親・先人・郷土や国に対する感謝報恩の心、道徳心や公共心を育むために、子どもたちの「心を育てる教育」に本気で取り組み、強く美しい日本の心を再生します。 <施策例>『教育現場での国旗掲揚・国歌斉唱の徹底化、日本を嫌いになるような歴史教育の見直し』 -- MISは「地球市民として生きる意識」。新知事は「祖先や両親・先人・郷土や国に対する感謝報恩の心」。 まさに水と油。 折角開校した新しいタイプのインターナショナルスクール。 MISが新知事に振り回されないことを切に願います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年04月25日 04時21分15秒
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