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テーマ:政治について(19787)
カテゴリ:時事
一昨日もちょっと触れた千葉の森田新知事ですが、その選挙戦で提示されたマニフェストがまたひどい代物だったというのは有名な話。 特に教育関係ではこんなことを言っていたらしい。 -- <「心を育てる教育」に全力投球!> <施策例> 高校での「道徳」を正式教科化(教科書作成、研修導入)、生活指導の強化、夢を語る進路指導改革、「親学」導入による家庭力の再生、行き過ぎたジェンダーフリー教育・過激な性教育の見直し、教育現場での国旗掲揚・国歌斉唱の徹底化、日本を嫌いになるような歴史教育の見直し、武道や伝統文化の奨励、国語教育の強化等 -- さて、その千葉の幕張に、この4月に新しいインターナショナルスクールが開校しました。これまでのインターナショナルスクールと違うのが、この学校は全国で初めての「一条校」として設立されたインターナショナルスクールだということ。 で、「一条校」として認められるためには学習指導要領というハードルがあるわけですが、千葉市が構造改革特区(千葉国際教育特区)の認定(千葉県と千葉市の共同申請)を受けることで、その点についてクリアしています。 堂本前知事は自身が帰国子女だったという経験もあり、そういう教育の必要性を十分に認識していたから、こういう特区の申請を進めたのでしょう。 そのあたり、海外子女教育振興財団というところが発行している機関誌(2008年11月号)においても、「今月の顔」として紹介されておりました。 さて、これに対してこんなマニフェストを掲げる知事が、この新しいインターナショナルスクールにどんな態度で接するのでしょうね。 私学としての助成を受ける「一条校」だからという点を錦の御旗に掲げて、多国籍の子供達が学ぶためのインターナショナルスクールであるという前提を無視して、「日の丸を掲揚しろ~」「君が代を歌わせろ~」と大騒ぎしそうですね。 逆にやらなかったら「徹底」の公約違反ですし。 幕張インターナショナルスクールとしては、開校直前に天地がひっくり返ってしまったような気分になっているんじゃないでしょうか? それともビジネスと割り切っているんでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年04月22日 04時21分58秒
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