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カテゴリ:我塾の様子
さて、結果をもって東所沢教室新体制の教務力を評価してもらおうという以上、
今までのウィルの教務力(≒卒塾生の実績)を残しておく必要があると思う。 下記は過去2年間の卒塾生の 北辰偏差値(最も受験生が多い9月~12月の内のベスト)と進学先。 ちなみに、こういった過去の生徒についてのデータは非常に参考になります。 私たちが保護者の方よりも多く持っているもの、 私たちが教育のプロといわれる一番の理由、 それは多くの生徒たちを見てきた経験。 15歳なら15歳の、10歳なら10歳の生徒たちを見てきた人数。 「この生徒はあの時のあの生徒に似ている。 だから、あの時こうやってうまく行ったから今回もこうしてみたらどうか」 これをどれだけ持っているか、そしてそのデータをベースにして、 一人一人の生徒ごとに微調整をしつつ、適した場面で使えるか、 それが指導者としての力量を表す最も大きなものだと私は思っています。 (伝える力や知識などは講師としての前提条件です) そのため、生徒についての学力の推移や定着状況、 それ以外にも日々思いつくことなど、様々な情報をパソコン上に残しています。 (何かあったときに心配なので、名前は書いていませんが) そのデータを基に、過去の生徒と今の生徒と事ある毎に比較、 検証することによって、指導の際の参考にするのです。 これは、そのうちのほんの一部。 (というより、結果だけ) まずは、2年前。 『生徒の能力向上には、講師の個人技よりも校風、伝統の力の方が大きい』のではという仮説を基に、 生徒に対するアプローチの仕方を大きく変えて、 掲示物や塾内書籍など、いろいろなところに仕掛けをするなど、 名門と呼ばれる私学を真似て、工夫を始めたのがこの時期。 3年間一貫指導として初めての卒業生となる7期生の実績がこれ。 【 第7期生 計28名 平均偏差値61.8 】 選抜クラス 12名 ※5教科偏差値順 左から3科・5科 1 71 71 2 70 69 70 69 4 64 67 5 68 65 6 65 65 7 63 65 8 62 64 62 64 10 63 61 11 63 60 12 61 59 平均 65 65 普通クラス 16名 ※5教科偏差値順 左から3科・5科 1 71 65 2 67 66 3 65 64 4 64 62 5 61 62 6 63 61 7 62 60 8 59 57 9 60 56 60 56 11 57 56 12 53 56 13 56 53 56 53 15 51 51 16 45 45 平均 59 58 女の子が多かったせいか結束力が高く、 受験後にも「みんなで大学受験も頑張ろうね!」という声が出る、 そして、バラバラな高校へ進学した今でも、時々集まったりしているような学年。 東所沢教室はもちろんのこと、新所沢教室へも顔を出してくれるなど、 ウィルを愛してくれている生徒たち。 彼らも今や高校2年生。 将来をどうするか迫られる時期ゆえに、最も揺れ動く時期だと思うが、 ここは少なくとも2つか3つは年が離れているような先輩の意見を聞くなど、 じっくり腰を落ち着けて、目先の今だけ、今の感情だけではなく、 よりイメージできる方、輝かしい未来を想像できる方を選んで欲しい。 つづきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.08.24 23:22:12
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