カテゴリ:日本経済
クロニクル 第一火災破綻
2000(平成12)年5月1日 13年前の話です。この日、戦後初めての損害保険会社の経営破綻が現実のものとなりました。 第一火災海上保険株式会社が、事業継続を断念して破綻したのです。 同社は、バブルの崩壊で保険資産(掛け金収入)の運用に失敗。多額の損失を出していましたが、その損失を複雑な経理操作で隠し続けてきたのです。こうした自転車操業が、遂に限界に達し、この日経営再建を断念することになったのです。 規模は違いますが、損失隠しを長年続けた構図は、山一證券らとまったく同じでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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