カテゴリ:日本経済
クロニクル 経団連の誕生
1946(昭和21)年8月16日 69年前のこの日、日本経済団体連合会(略称経団連)が創立されました。 経団連創設の構想は、戦後すぐに経済問題の処理と経済再建に向けて、経済界の総力を結集し、総意を動員するための機関を作ろうと計画され、この日実現をみました。 設立宣言には、「経済界における各部門の連絡をはかり、財政経済に関する内外の諸問題を研究して、経済界の公正なる意見を取りまとめ、その実現に努力し、もって国民経済の自立と健全なる発展を促進することを目的に…」と記され、各種経済団体並びに企業の総意結集のために創設されたことが読み取れます。 後に財界の総本山と自他共に認める組織に成長する経団連はこうして誕生し、経済団体の中核として、経済政策の樹立、経済行政の整備、経済法規の改善などについて、政府・関係官庁との協議などに尽力し、諸外国の経済団体との連絡などにも注力して、存在感を発揮しました。 日経連と合併した現在は、そうした存在感も、心意気も失ってしまったようにみえるのが残念です。少なくとも原発再稼働の旗振り役を務めることだけは、やめてほしいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[日本経済] カテゴリの最新記事
|
|