カテゴリ:外国史
クロニクル キング牧師暗殺
1968(昭和43)年4月4日 48年前になります。ヴェトナム戦争が最も激しかった頃で、米国だけでなく、世界的にヴェトナム反戦の空気が溢れていた頃です。 この日、米国の黒人運動指導者で、ノーベル平和賞受賞者のマーチン・ルーサー・キング牧師が暗殺されました。キング牧師は非暴力の抗議運動を続け、差別撤廃を訴える平和的な行進に力を注いで、全米の世論に訴えて大きな成果をあげ、尊敬を集めていましたが、この日、凶弾に倒れました。 1963年11月のケネディ大統領の暗殺から僅か4年半で、黒人のみでなく、世界の信頼と尊敬を集めたキング牧師までもが暗殺されたことに、米国社会は衝撃を受け、若者を中心としたヴェトナム反戦運動の更なる過激化を招くことになりました。 暗殺で事を決しようという、銃社会アメリカの恥部は、政治的にエキサイトするようなことがあるたびに、大きなウネリとなることがあり、現在の米国社会のありようからすると、今後も繰り返されるかも知れません。 それが残念です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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