カテゴリ:外国史
クロニクル インディラ・ガンディー首相誕生
1966(昭和41)年1月19日 インディラ・ガンディーは、独立インドの初代首相、ジャワ・ハルラル・ネルーの娘です。ネルー首相は、日本の平和憲法を高く評価し、日本が非同盟主義をとることを望んでいました。それは適わぬ夢に終ったのですが、日本の子ども達の像を見たいという希望を受け入れ、日・印平和条約の締結後に、上野動物園に、アジア像というビッグなプレゼントを贈ってくれました。 このアジア像はネルー首相の最愛の令嬢の名をとり、「インディラ」と名付けられたことは、ご存知の方も多いと思います。 さて、1964年5月末、東京五輪の4ヶ月半前、ネルー首相は急死します。後任首相も2年後に急死し、ここにインド国民会議派は、ネルーの血を引くインディラ・ガンディーを首相に推したのです。 こうして、53年前の今日、インディラ・ガンディー女史は、第3代のインド首相の座に就いたのです。 ネルーの著書、邦訳名『父が子に語る世界歴史』(みすず書房刊 全6巻)は、ネルーが獄中から、当時10代の娘インディラに、世界の歴史を語ったものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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