|
カテゴリ:小説(中学生~)
再生の朝
乃南アサさんの作品
十月七日午後五時三十分。 萩行きの夜行高速バスが品川のバスターミナルを出発した。 乗客乗務員は十二人。 約十四時間で目的地到着の予定だったのだが...。
深夜に乗務員が殺害され、 バスは殺人者とともに、何処とも知れぬ闇の中に放り出される。 台風接近で風雨も激しさを増し-。
それぞれの人生を背負って乗り合わせた登場人物たちの多視点から 恐怖の一夜を描く、異色のサスペンス。
「何てえこと、するんだよ・・・」 と 登場人物が言いますが
全くその通りです
乗務員が殺害され バスジャックされ その上あんな事もあって こんな事もあって そんなことまで起こってしまう・・・
何というハードさ 人生観が変わるといわれても納得させられてしまうのでした。
途中で主人公が変わったように感じますが 気にしながらもぐいぐい読まされてしまうのはすごいです。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[小説(中学生~)] カテゴリの最新記事
|