大手新聞社からネットメディアに出向してきた東雲樹(北川景子さん)は
ある日、編集長の宇佐美寛治(新井浩文さん)から
インスタント食品への青虫混入事件について取材するよう命じられる。
樹の前に現れたのは、
SNSに青虫混入の投稿をした男(光石研さん)。
この男は嘘をつぶやいたのか。
一体、何が目的なのか。
青虫混入の投稿をきっかけに、事態は思わぬ方向へ拡大。
企業間の争いにまで発展し、
やがてその矛先は樹自身にまで及ぶ。
何が本当で何が嘘かもわからない世界の中で、
樹は記者としてフェイクニュースにどう立ち向かうのか。
一連のフェイクニュース騒動の果てに、樹が見つけた真実とは――。
脚本家の野木亜紀子さんに釣られて見ました。
ネット上で話題や問題になった
あれやこれやを寄せて混ぜて加工して
時には過激に
時には安易に
時には真剣に
本当によく考えてあるなぁ~~~と
ただただ感心。
ネットの世界に限らず
様々な人がいるのが世の常
間違った噂を流す人もいれば、面白がって噂にのっかる人
注目されている人を利用しようとする人
思い込みで暴走する人
間違いを正そうとする人
ただネットは関わる人数が
凄まじいから
全てが加速度的に過激になるんだって実感が凄い凄い。
外から、あるいは後から
分析できるスキルがある人にはわかるんだろうけれど
どこへ向かって進んでいくのかも
わからないあの感じ。
ラスト近く
メインの登場人物の
「なんだこりゃ」のセリフ
説得力をもって聞こえました。
北川景子さんのお芝居が
後半に進むにつれて素晴らしく
とても魅力的でございました。