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テーマ:コーラス(2653)
カテゴリ:世界合唱シンポジウム
朝の5時に起きて、冷蔵庫を空にしないのといけないので、無理やり朝食を作って、食べて荷造りをして家を出ると、残念ながら6時45分頃のレールスターになってしまった。
始発だからかがらがらだったので、ゆっくり座った所、朝が早かった為かすぐに爆睡。 新大阪まであっという間に着いてしまった。レールスターは新大阪までなので、乗り換えて京都まで。京都駅から地下鉄で20分乗って、漸く【国産会館駅】に到着。駅には「WSCM⇒」と貼り紙もしてあり、雰囲気も盛り上がってくる。 既にオープンシンキングの時間になっているからか、意外と降りる人は少ない。着替え等はロッカーに入れて(後で国際会館の中にクロークがあるのに気づくのだが)、会場へ。入口ですぐにスタッフの方が出迎えてくれて、受付をすませる。久しぶりに関西弁の飛び交うのを聞いて懐かしくなったりして。。。 AMは「指揮者マスタークラス~19世紀ヨーロッパの合唱曲」のセミナー会場で聴講。広島中央合唱団の常任指揮者の寺沢希さんがいじめられるのをじっくり見ようかと思っていたら、「こんにちは」との声がして振り返ると、中央合唱団の女性の方達が3名も!2名は前期日程。1名はなんと全日日程で参加されているとの事。千里に下宿している息子さんの下宿に押し掛けて(息子さんは追い出して)、3名で宿泊して宿泊費を浮かしているって! アフタヌーンコンサートの前に昼食をと思ったら、2駅戻って「京都コンサートホール」のある「北山駅」の周辺は意外と食事をするところが少なく(デート用のレストランは一杯あるのだが)、結局サンクスでサンドイッチを買って立ち食いする羽目に。。。もうすぐ不惑を迎える人間がコンビニの前で立ち食いとは。。。 アフタヌーンコンサートは、最初の「トルコのオルフェオン合唱団」は、民族衣装らしき服を着て登場。どこかアジア的なにおいのする音色の合唱曲を色々。太鼓や動きもあり、なかなか面白かった。指揮者のエルナラ=ケリモヴァさんのダイナミックな指揮も曲と合っていて、会場を沸かせていた。 結構時間が押して、オルフェオンだけで14時20分になっていたので、15時からのセミナーが間に合わなくなると思い、「ノルウェーのオスロ室内合唱団」を聞かずに飛び出して国際会館に戻ると、なんとコンサートの遅れに合わせてしっかり「15時30分スタート」に修正されていました。ショック!後から聞いた話では、「オスロ~」の演奏はかなり凄く、終わった瞬間にスタンディングオベーションの嵐で、皆すぐにロビーで販売されていたオスロのCDを買いにダッシュしたとか。。。 あ~!残念! PMはこちらも楽しみにしていたメインホールでの「ロマン派初期の合唱音楽(フリーダル・ベルニウス氏)」を受講。英語ばっかりだとずっと聞いていなければいけないので疲れるところを、松下耕さんに要点を通訳して頂けたので、すこしは楽に。曲は日本ではほぼ聞く事の出来ない「ロマン派初期」の「ハウプトマン」「ニコライ」(そしてメンデルスゾーン)のロマン派らしい音を中心にどう曲作りをしていくかを、モデル合唱団の「京都アカデミー(おっと旧称)」に歌ってもらいながらクリニック。 【7th、9thの音】や【半音階進行】に特に注目して欲しいという話と、【同じ歌詞を歌っているのにパート毎に発音が違うのは不味い】等色々とレクチャがあり、興味深く聞けました。15時30分開始と、30分送れて始まったのに、間違えたのか17時30分まで伸ばさずに17時に終了しちゃうのは、残念。。。 その後学生時代に良く通った「今出川」下車すぐの定食屋【松之屋】で学生時代と同じ味だった【唐揚定食750円】を食べ、もう一度【北山駅】へ。良い場所で聞きたかったので、18時15分に会場に入り前から16列目に座る。 「ノルウェーのノルディック・ヴォイセス」と「バッハ・コレギウム・ジャパン」という豪華な顔触れを楽しみにしていたのだが、横に座ったアメリカ人のおっさんが、ロビーで事前にビールを飲みすぎたのか、途中で寝るし、息は酒臭いしで、ちょっとアウト!だよ。。。 「ノルディック・ヴォイセズ」は一人一人のレベルも高い上に、歌い方に余裕があり、日本で良くある「上手い演奏だけど息が詰まる・・・」という事も無く、ほんと遊び心満点の舞台でした。 で、休憩時間にロビーであんまり暑いので自分も(横のおっさんに対抗して)ビールを飲むかどうしようかと悩んでいた所(BCJの演目にjsバッハの「モテット1」「モテット3」という寝て下さいと言わんばかりの曲があったのでためらっていたのです)、大学時代の1回上の女声の先輩とばったり!超忙しい鉄関連の会社で毎晩死ぬほど働いているはずなのに何故?と聞いたところ。「今回はしっかり休みを取った」との事。う~む。私と同じく会社より合唱優先ですな。。。 BCJは上手かったけど、合唱がなんか器楽的な扱いで、自分の好みからはちょっと違うかな~と言う感じ(←おっと偉そうですな)。合唱団自体も、合唱団というよりかは、ソリストの集りという印象だったし。まあ、でも広島にいたら聞けなかった初BCJ体験は満足。アルトに、カウンターテナーで東京藝大⇒エリザベト音楽大学の宗教学部大学院卒の青木さんがまだいたのが嬉しかったデス。 9時20分に演奏会終了。スタンディングオベーションで沸く会場を後に地下鉄に乗り、京都駅南口の「R&Bホテル」へチェックイン。ここは、6300円で朝食のパンとドリンクが飲み放題という泊まるだけだとお得なホテル。しかし、今日はホント疲れたな~。今日はもう寝ます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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初日でしたね。興味津々で読ませていただきました。ご苦労様で~す。
>ほんと遊び心満点の舞台でした。 いいですね~。そういう経験をしてみたいものです。息の詰まる演奏は疲れてたまりませんものね。 又、今夜の速報を楽しみにしています。 (2005.07.29 09:46:49) |